本当に恥ずかしい？静岡理工科大学はFランではなく就職に強い大学

2024年6月11日

静岡理工科大学。

静岡県で唯一の理系総合大学です。

国公立大学を目指して勉強しても全員が受かるとは限りません。

そんな時に「恥ずかしい」と思うことがあるようです。

特に理系は文系よりもよりショックを受けやすいかもしれません。

しかし、就職や大学院などを考えればそう悲観することもありません。

そのあたりを大学の特性と共に徹底解説しました。

進路選択や大学生活を過ごす上での一助になれば幸いです。

ポイント

静岡理工科大学はFラン大学ではないこと
就職先に優良な製造業が多く、就職実績が良いこと
学生の出身高校の偏差値が高く、優秀な学生が多いこと
大学院進学の実績があり、研究環境も充実していること

静岡理工科大学は恥ずかしい？

静岡理工科大学の偏差値：Fランではない

結論から言うと、静岡理工科大学はFラン大学ではありません。

静岡理工科大学の偏差値は理工学部が37.5～40、情報学部が42.5です。

日東駒専や産近甲龍の理系学部と同じかやや低いくらいと言えるでしょう。

理系大学の偏差値は一般的に低めに出る傾向がありますが、これは理系学部全体の特徴であり、静岡理工科大学も例外ではありません。

その理由は、理系学部は全く勉強ができない人が理系を受験をしないからです。文系の偏差値40と理系の偏差値40だと相当な学力差があります。

また、理系だと医学部などの超トップ層が理系にはいます。

多くの大学受験生が文系学部に比べて理系学部の偏差値が低いことを見て驚くことがあります。

しかし、これは理系学部が高度な専門知識を要求するため、一般的な偏差値の基準が異なることによるものです。

なので、理系の特性を考慮してプラス5～10の補正をすると、実際の難易度がより適切に理解できると言われています。

出身高校の偏差値は低くない：それが地方

静岡理工科大学の出身高校の偏差値について触れると、多くの人がこの大学に対する誤解を持っていることがわかります。

結論として、静岡理工科大学に進学する学生の出身高校の偏差値は決して低くありません。特に地方の大学として、国公立大学に落ちた受験生が多く進学する傾向があります。

その理由は、地方の大学であることが一つの要因です。地方の大学は、都市部の大学に比べて競争率が低いため、入学しやすいと感じる受験生が多いです。

静岡理工科大学も例外ではなく、国公立大学を目指していた受験生が、惜しくも不合格となった場合の進学先として選ばれることが多いのです。

これにより、静岡理工科大学には学力の高い学生が集まりやすくなります。

具体例として、静岡理工科大学の主要な出身高校の偏差値を見てみましょう。

2023年度の入学者の出身高校には、静岡北高等学校（偏差値43-56）、浜松日体高等学校（偏差値50-61）、浜松市立高等学校（偏差値66）などがあります。

これらの高校は、いずれも地方の中で高い偏差値を誇っており、優秀な学生が多く在籍しています。

さらに、地方の大学に進学する学生の中には、都市部の大学の高い競争率や生活費の高さを避けたいという理由で選ぶ人も少なくありません。

静岡理工科大学は、そのような学生にとって魅力的な選択肢となります。キャンパスが自然に囲まれ、落ち着いた環境で学べることも、学生にとって大きなメリットです。

このような背景から、静岡理工科大学は、単に学力が低い学生が集まる大学ではなく、むしろ地方の中で優れた教育環境を提供する大学として位置づけられます。

国公立大学に落ちたものの、なお高い学力を持つ学生が進学し、充実した大学生活を送っています。

順位	高校名	偏差値	都道府県
1位	静岡北高等学校	43 – 56	静岡県
2位	浜松日体高等学校	50 – 61	静岡県
3位	浜松市立高等学校	66	静岡県
4位	袋井高等学校	59	静岡県
4位	浜松湖南高等学校	54 – 58	静岡県
6位	浜松工業高等学校	52	静岡県
7位	科学技術高等学校	51 – 55	静岡県
8位	掛川西高等学校	62 – 66	静岡県
9位	焼津中央高等学校	57	静岡県
10位	磐田西高等学校	45 – 51	静岡県

就職先は優良製造業の企業が多い：流石は東海地区で就職を考えると恥ずかしい大学ではない

静岡理工科大学の就職先について、多くの人が関心を持っていることでしょう。

結論から言えば、静岡理工科大学の就職先は優良な製造業の企業が多く、就職を考えると決して恥ずかしい大学ではありません。

その理由は、静岡理工科大学が東海地区に位置していることにあります。

東海地区は日本の製造業の中心地であり、多くの大手企業が本社や工場を構えています。

この地域の強みを活かして、静岡理工科大学は企業との連携を強化し、学生に対する実践的な教育を提供しています。

その結果、多くの学生が優良企業に就職することができるのです。

具体例として、機械工学科の卒業生が就職した主な企業を挙げると、スズキ株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社などがあります。

これらの企業は、自動車産業において世界的に有名であり、優れた技術と品質を誇ります。

また、自動車部品や産業用ロボットの分野でも、NTN株式会社や株式会社アイエイアイなど、多くの一流企業が名を連ねています。

このように、多くの卒業生が優良企業に就職しているため、静岡理工科大学は就職において非常に有利な位置にあります。

また、就職支援も充実しており、キャリアセンターでは企業との連携やインターンシップの提供、就職セミナーなどを通じて、学生の就職活動を全面的にサポートしています。

このため、静岡理工科大学の学生は就職活動において非常に高い成功率を誇ります。

静岡理工科大学の就職先が優良製造業の企業に集中していることは、大学の教育の質の高さと地域の産業構造を反映しています。

東海地区という恵まれた立地を活かし、多くの学生が輝かしいキャリアを築いているのです。

就職を考える際、静岡理工科大学は決して恥ずかしい選択肢ではなく、むしろ非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

偏差値50の文系学部に行くならば偏差値40の理系学部に行く方が就職や年収は全然良い可能性が高いのです。

本日は自動車部の先輩が就職された株式会社メイドー様にお越しいただきました！
先輩の活躍する様子や会社でのお話を聞けて、とても良い機会となりました！ pic.twitter.com/Cj9kAah9c0

— 静岡理工科大学　自動車部（学生フォーミュラチーム） (@sist_formula) October 22, 2020

現代社会はデジタル化、テクノロジー化がさらに進むとされている

それでも恥ずかしいのであれば大学院に行くのもあり

静岡理工科大学に通う学生の中には、さらなる学問の追求を目指して大学院進学を考える人も少なくありません。

結論として、静岡理工科大学を恥ずかしいと思うのであれば、大学院に進学するのも一つの方法です。

特に他大学の有名な大学院に進学する先輩も多く、将来のキャリアに大きな影響を与える可能性があります。

その理由は、大学院進学によって専門知識を深めるだけでなく、より高いレベルでの研究活動を行うことができるからです。

理系の学生は国公立大学が第一志望で私立大学に来たことにコンプレックスを持ちがちです。特に私立大学が少ない地方では。

そういった方は大学院に進学することをおすすめします。

静岡理工科大学の卒業生の中には、筑波大学大学院、名古屋大学大学院、九州大学大学院といった旧帝大の大学院に進学している例があります。

12.7%の学生が大学院に進学しています。

これらの大学院では、より高度な研究環境と豊富なリソースを利用して、自分の専門分野を深く掘り下げることができます。

具体例として、機械工学科や情報学部の卒業生が大学院に進学するケースが挙げられます。

静岡理工科大学大学院システム工学専攻を修了後、名古屋大学大学院や静岡大学大学院、徳島大学大学院などの博士課程に進学した学生もいます。

これにより、より専門的な知識とスキルを身につけ、将来的には研究者や高度な技術者として活躍する道が開けます。

また、大学院進学は就職においても有利に働きます。高度な専門知識と研究経験を持つ大学院修了生は、多くの企業にとって非常に価値のある人材です。

そのため、大学院修了後の就職活動においても、高い評価を受けやすくなります。

特に、大手企業や研究機関、技術系のベンチャー企業などでは、大学院での研究経験を重視する傾向があります。

このように、静岡理工科大学を卒業後に大学院に進学することで、さらなるキャリアアップを目指すことが可能です。

他大学の有名な大学院に進学することで、より高いレベルの教育を受け、自分の専門分野での地位を確立することができます。

したがって、静岡理工科大学に通っていることを恥ずかしいと思う必要はなく、むしろ大学院進学という次のステップを踏むことで、自分の将来をより一層充実させることができるのです。

評判や口コミはいい

静岡理工科大学の評判について、多くの方が気になるポイントです。結論から言えば、静岡理工科大学の評判は非常に良いです。

これは、大学が提供する教育の質の高さと、学生の就職率の高さに起因しています。

その理由として、静岡理工科大学は実践的な教育に力を入れており、学生が社会で即戦力として活躍できるようなカリキュラムを提供していることが挙げられます。

特に、少人数制の授業や最新の研究設備を活用した実験・実習が充実しており、学生一人ひとりに対する指導が行き届いています。

また、企業との連携も強化されており、インターンシップや産学連携プロジェクトを通じて、学生は実際の現場での経験を積むことができます。

具体例として、静岡理工科大学の学生が就職する企業の多くは、製造業や情報技術産業のトップ企業です。

スズキ、トヨタ自動車、本田技研工業などの自動車メーカーや、ヤマハ発動機、NSKワーナーなどの部品メーカーなど、多岐にわたる優良企業に就職しています。

これらの企業で活躍する卒業生の姿が、静岡理工科大学の評判をさらに高めています。

さらに、大学全体の雰囲気も良いとされています。学生同士の交流が盛んであり、学内のサークル活動やイベントも充実しています。

教授陣も非常に熱心で、学生の学習意欲を引き出すために努力を惜しみません。これにより、学業だけでなく、人間的な成長も促される環境が整っています。

また、静岡理工科大学は地域社会との連携も強化しており、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

これにより、地元企業からの信頼も厚く、卒業生が地元での就職活動をスムーズに進めることができるのも大きな利点です。

このように、静岡理工科大学は教育の質、就職率、学内の雰囲気、地域連携など、多くの面で非常に高い評価を受けています。

これから大学選びを考えている方にとって、静岡理工科大学は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

私たち学友会は4/8の新入生歓迎会でスプラトゥーン交流会を開催します！初心者の方から経験者の方まで誰でもご参加ください！

この大会を通して沢山の仲間を作りましょう！参加希望の方は下のQRコードから！
開催場所は教育棟5階501講義室、時間は午前11時〜午後3時までを予定しています。#春からsist pic.twitter.com/7gJ82nJVQg

— 静岡理工科大学学友会 (@gakuyuKai_sist) March 21, 2023