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良い評判も多数だが留年率や不祥事が気になる。岩手医科大学はやばい?

「岩手医科大学 やばい」というフレーズを見て、何が「やばい」のか気になっているあなた。

この記事では、岩手医科大学が提供する医学部、歯学部、薬学部、看護学部の特色や、過去に起きた不祥事とその後の改善努力、学費の高さ、国家試験合格率や留年率などの課題について深掘りします。

地方にある大学で遊ぶところは少なく、勉学に打ち込める環境と充実したカリキュラムが魅力。しかし、その一方で、学生には高い努力が求められる面もあります。

この記事を読むことで、疑問に対する答えが見つかるでしょう。高い学費と努力を要する国家試験の合格への道のり、しかし、それに見合う価値があるのか、岩手医科大学の全貌を明らかにしていきます。

ポイント

  • 岩手医科大学の医学部、歯学部、薬学部、看護学部が同じキャンパス内にある特色
  • 過去に発生した不祥事の内容と大学の対応
  • 学費の高さと国家試験合格率、留年率に関する現実
  • 地方大学ならではの勉学に集中できる環境と教育の質
目次

岩手医科大学はやばい?不祥事や留年率は?

岩手医科大学が検索される際、「やばい」というキーワードが頻繁に見られます。

しかし、この「やばい」とは一体何を指すのでしょうか?ここでは、岩手医科大学の多面的な特徴を掘り下げ、真実に迫りたいと思います。

岩手医科大学の特徴

岩手医科大学は、医学部、歯学部、看護学部、薬学部が一つのキャンパス内に存在していることが大きな特徴です。

このような構成は、学生間での幅広い交流を促し、異なる医療分野の知識や技術を学び合う環境を提供します。

例えば、医学部の学生が薬学部の学生と共同で研究を進めることで、治療法の開発においてもより実践的な視点を持つことができます。

また、このような交流は、将来的に多職種連携医療の現場で活躍するための貴重な経験となり得ます。

岩手医科大学の不祥事

岩手医科大学に関しては、過去にいくつかの不祥事が報じられたことがあります。

歯学部の教授による論文の不正がニュースになりました。

また、学生と大学側とのトラブルもいくつか報告されています。(どちらの主張が正しいかは不明ですが対立する主張があるということだけご紹介しておきます。)

文科省からも認定された不適切な事案もいくつか報告されています。

不祥事は、どの大学にも起こり得ることですが、これらの事件を通じて、大学側がどのように対応し、改善策を講じていったのかが重要です。

岩手医科大学の場合、各不祥事に対して透明性を持って情報公開を行い、問題解決に向けた取り組みを積極的に進めてきました。

これらの経験は、大学としての危機管理能力や倫理観を高めることにも繋がり、学生や保護者からの信頼回復に努めています。

岩手医科大学の偏差値

岩手医科大学における各学部の偏差値は、その学問分野における難易度をある程度反映しています。

特に医学部は高い偏差値を要求されることが多く、これは全国的にも見られる傾向です。

下記はスタディサプリの偏差値データです。

学部 学科 日程 偏差値
地域枠C 60.0
地域枠D 60.0
一般 62.5
学部 学科 日程 偏差値
35.0
学部 学科 日程 偏差値
35.0
学部 学科 日程 偏差値
看護 看護 35.0

岩手医科大学は金持ちでないと無理?学費は高い?

岩手医科大学に通うには、相応の学費が必要となります。

特に医学部は、長い期間の教育課程と高度な実習設備が必要とされるため、学費が高額になる傾向にあります。

年間の学費は数百万円に及ぶことが一般的で、これに生活費や教材費が加わるため、経済的な負担は決して軽いものではありません。

下記は初年度納入の学費です。やはり私立はすごいですね。

学部 初年度の学費
医学部 9,400,000
歯学部 6,500,000
薬学部 2,330,000
看護学部 1,770,000

医学部は6年間で3400万円とされています。(ストレートに卒業できた場合です。その他に寮費や生活費などがかかります。)

歯学部は2780万円とされています。(繰り返しになりますがストレートに卒業できた場合です)

薬学部は1160万円とされています。(繰り返しになりますがストレートに卒業できた場合です)

看護学部は580万円とされています。

岩手医科大学の闇:留年率と国家試験合格率

岩手医科大学における留年率と国家試験の合格率は、学生や保護者にとって非常に重要な指標です。

医療系の学部では、国家試験の合格が将来のキャリアに直結しているため、これらのデータは大学選びの重要な基準となります。

医学部

医学部は6年間ストレートに進級した割合が87.7%。卒業率が84.6%です。80校中35位で悪くない数字と言えるでしょう。医師国家試験合格率は96%でこれも悪くない数字でしょう。

寮生活で遊ぶところもあまりないでしょうから、しっかりと真面目に取り組めば晴れて医師になれる大学と言えます。

歯学部

 

大学名 在籍学生数に占める留年・休学者の割合 1年次 2年次 3年次 4年次 5年次 6年次
岩手医科大学歯学部 35.4% 9.1% 17.2% 26.5% 43.1% 47.9% 67.3%

なかなか厳しいデータですね。しかし、下記のデータを頭に入れておくことが重要です。

文部科学省が公開しているデータから「歯学部の入学状況及び国家試験の結果」が確認できるが、歯学部における留年・休学者の割合は全国平均で22.6%、修業年限での国家試験合格率(つまり留年・浪人せず最短で歯科医師になる者の割合)が48.4%と、最終的に入学者の約半数が留年を経験している。

また、国家試験合格率ですが

岩手医科大学歯学部の昨年度(第116回)の歯科医師国家試験合格率は全体で59.6%、新卒で83.3%と入学時の入試偏差値を考えるとかなり良い方と言えます。      メルリックス学院のサイトより

薬学部

下記は「ようこそ薬剤部長室へ」より引用。

項目 数値 順位 点数
偏差値 46.8 47
6年間総額学費 11,900,000円 20 39
真の薬剤師国家試験合格率 55.67% 48 9
留年率 56.92% 51 7
6年間ストレート薬剤師国家試験合格率 39.23% 47 11
退学率 19.2% 43 15
総合ランキング 47位 81

薬学部は留年率や退学率が他学部よりも高くなりがちなのは有名です。

とはいえ、なかなか厳しいですね。

看護学部

国家試験合格率は100%です。留年率のデータは見当たりませんでした。おそらく他大学の他学部と同程度なのではないかと思われます。

良い評判 勉学に集中できる

岩手医科大学は、勉学に集中できる環境が整っているという評判を得ています。これは、同じキャンパス内に医学部、歯学部、看護学部、薬学部が存在し、異なる専門分野の学生が互いに刺激を受けながら学べる環境があるためです。

また、大学の立地が自然豊かな地域にあることも、学生たちが勉強に専念できる理由の一つとして挙げられます。都会の喧騒から離れた静かな環境は、学生たちにとって理想的な学習環境を提供しています。

さらに、学生寮や図書館などの施設が充実しており、学外での生活支援も手厚いことが、勉強に集中できる環境をさらに支えています。

口コミは「みんなの大学情報」より引用。

薬学部ということで文字通り薬剤師や研究者になりたい人が在籍しています。薬学部は国家試験があり、最後の壁となるのですが仲間と切磋琢磨しましょう。分からないことも教授が優しく指導してくださります

そして友人に相談しても十分な回答がかえってくるので
心配はいりません。国試頑張りましょう

 

就職・進学実績はよく分からないが、医師の国試に受かるためにたくさんのサポートがあると感じている。先生方は積極的に質問を受け付けてくれ、とても聴きやすい環境で勉強になる。

 

日々の努力や頑張りが結果になりやすい学部だと思います。自分で積極的に勉強したい人にとってはとても良い環境です。

 

悪い評判

設備と教師陣は非の打ち所がないですが学生の質が低く授業の集中度バランスが悪いのでこの評価にしました。
他学部との交流は盛んですが民度が全体的に低いため人間関係はギクシャクしています

 

留年率が高い。そのため、学内はギスギスしてるし、試験前は資料の隠し合いになることもあります。いらない実習が多いと思う。もう少し学生の声を聞いて欲しい。評価が不当なことがある

まとめ:岩手医科大学はやばい?資格試験に打ち込む覚悟があるなら良い環境かも

岩手医科大学を取り巻く様々な側面を検討してきましたが、合格が難しい国家試験に向けて努力する学生にとっては、非常に良い環境が提供されていると言えます。

高い学費や過去の不祥事が話題に上ることもありますが、これらは大学が質の高い教育を提供するために必要なコストであり、また、過去の問題を乗り越えてさらなる改善を図っている証とも言えます。

自然豊かな環境の中で、勉学に集中できるキャンパスライフを送ることができるのも、岩手医科大学の大きな魅力の一つです。

学外の生活も含めてサポートが手厚く、学生たちは健康的な生活を送りながら、将来の医療人として成長するための基盤を築いています。(資格試験に合格しないと大学も困りますし。)

このように考えると、岩手医科大学は、医療分野で高い目標を持ち、それに向かって真剣に取り組みたい学生にとっては、悪くはない場所であると言えるでしょう。

資格試験の合格を目指すだけでなく、医療人としての人間性や倫理観を育むために、この大学での学びが大きな価値を持つことは間違いありません。

  • 岩手医科大学は医学部、歯学部、薬学部、看護学部が同一キャンパス内にある
  • 過去に不祥事があったが、現在は改善に向けた努力が見られる
  • 偏差値は学部によって異なり、医学部が最も高い
  • 学費は高額である
  • 国家試験の合格率や留年率に課題があり、学生には高い努力が求められる
  • 地方立地であるので、勉学に集中できる環境が整っている
  • 資格試験の合格を目指し、真剣に取り組む学生には良い環境が提供されている
  • 地域医療への貢献を重視した教育カリキュラムが特徴である
  • 寮生活が一部義務付けられており、人間関係の構築にも力を入れている
  • 実践的な臨床実習に力を入れており、早期から医療現場の経験が積める
  • 入試制度が多様で、遠方からの受験生にも配慮がされている
  • 学費の高さに見合うだけの教育内容と環境が提供されているかは見極めが必要である

 

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