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ついに立命館大学で定員割れ?偏差値が低い入りやすい学部について考察

立命館大学は多様な学部を有する名門大学の一つですが、偏差値が比較的低めの学部も存在します。また、定員割れの噂もあります。

この記事では、そうした学部を探している受験生や保護者の方々に向けて、入学しやすい学部の情報をまとめています。立命館大学での学びに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント

・定員割れは本当か

・偏差値が低い学部

・偏差値、合格最低点が低い入試形式

・おすすめの学部・学科

目次

立命館大学でついに定員割れ?入りやすい偏差値が低い学部は?

立命館大学は関西圏で高い人気を誇る大学の一つであり、法学部や国際関係学部など、特定の学部では高い競争率を見せています。

しかし、一部の学部では定員割れを起こしているという噂もあります。(この記事で検証します)

また、一部の学部は偏差値が比較的低めに設定されています。

これは、学生の志望動向(他大学や他学部との兼ね合い)や社会のニーズの変化によるものであります。

絶対に関関同立に行きたい受験生はこれらの情報を参考に受験戦略を立てるべきでしょう。

立命館大学はFランではない

立命館大学は「fラン」というレッテルを貼られることはなく、関西学院大学、同志社大学、関西大学と並ぶ「関関同立」と呼ばれる名門私立大学群に属しています。

たまにネットでFランという声がありますが、倍率的にも偏差値的にもFランではありません。(下でより検証します)

これらの大学は、歴史や伝統、教育の質など、多方面にわたって高い評価を受けています。立命館大学は特に国際関係学部や法学部などで知られ、高い学朮的実績を誇ります。

定員割れは定義の問題

立命館大学で定員割れが起きたという噂の真偽は「定員割れ」の定義の問題でもあります。

1つの定義は受験者数が大学の定員数を下回ることです。例えば、100人の学校の定員に対して受験者が50人しか集まらず全員に合格を出したような場合です。

立命館大学の場合はこれはありえません。

もう1つの定義は合格者が他の大学や学部に行ってしまい結果として定員を下回ったという場合です。

100人の定員に対して150人の合格者を出したが合格辞退者が80人出た。そのために「定員割れとなってしまった」のような場合です。

その定義だと立命館大学には定員割れが存在します。こちらのサイトを参照しています。

これを見ると国際関係学部とグローバル教養学部が定員割れを起こしています。ただし、今後は大学側も合格者をより多めに出したり、推薦入試を増やしたり、追加合格や後期入試の制度を設けるなどして対策をしてくるでしょう。

なので、今後は立命館レベルになると定員割れは無いのではないかと思います。今回はある種の事故と言えるでしょう。

 

立命館大学の競争倍率

立命館大学の入試倍率は学部によって大きく異なります。人気学部では5倍を超える場合もあります。が、競争倍率が比較的に低い学部は合格しやすい可能性があります。

下記は大学のサイトより引用です。

映像学部が高いですね。珍しい学部だからでしょうか。薬学部が低いですね。

あとはどこもそこまで変わりませんね。倍率で入りやすさを考えるのはあまり意味が無いかもしれません。

 

学部 競争率
法学部 2.7
産業社会学部 2.8
国際関係学部 2.6
文学部 2.8
経営学部 3.1
政策科学部 2.8
総合心理学部 3.6
映像学部 5.8
経済学部 2.3
スポーツ健康科学部 3.7
食マネジメント学部 3.0
情報理工学部 3.4
理工学部 2.3
生命科学部 2.4
薬学部 1.8

立命館大学の後期の倍率

後期入試は倍率が前期と違いますね。ただ、これも年度によってかなり変動します。後期入試を利用して意図的に入学難易度を調整している側面もあるのかもしれませんね。

後期分割の倍率が13.6倍。45倍。16倍。47.5倍。た、た、高いですね。

共通テスト方式は国立の人が受けるのか。倍率は低めですね。科目が多い方式では倍率が1倍台のところもあります。多科目型の受験勉強をする方には狙い目かもですね。

すべてのデータは載せられませんでしたが似たような傾向です。大学のサイトから見てみてください。

産業社会学部 競争率
後期分割方式 13.6
共通テスト方式(後期5教科型) 2.3
共通テスト方式(後期4教科型) 2.0
共通テスト方式(後期3教科型) 2.5
経営学部 競争率
後期分割方式 45.67
共通テスト方式(後期5教科型) 4.2
共通テスト方式(後期4教科型) 6.0
共通テスト方式(後期3教科型) 12.5
映像学部 競争率
後期分割方式 47.5
共通テスト方式(後期3教科型) 6.0
スポーツ健康科学部 競争率
後期分割方式 19.9
共通テスト方式(後期5教科型) 1.0
共通テスト方式(後期4教科型) 3.5
共通テスト方式(後期3教科型) 3.0
薬学部 競争率
後期分割方式 3.1
共通テスト方式(7科目型) 1.8
共通テスト方式(3教科型) 2.3
共通テスト方式(後期3教科型) 2.2

他の関関同立に比べると少し人気ない

立命館大学は他の関関同立大学と比較して、特定の学部において人気が低いという現象が見られます。

これは、学部によっては地方キャンパスに位置することや、新設されたばかりであることなど、様々な要因が関係しています。

立命館は多様な学部・学科、多様な入試方式があり狙い目と言えるでしょう。

頑張れば誰でも受かる

立命館大学では、入学試験の準備をしっかりと行い、努力すれば合格することが可能です。

過去問の傾向が明確なのでそこに向けて対策すれば合格点を超えることは充分に可能です。

過去問を研究し繰り返し対策をして臨めば合格できるでしょう。

偏差値一覧

立命館大学の各学部の偏差値一覧を下記にのせます。入りやすさの一つの目安になるかと思います。

たくさん学部・学科があるのでまずは学部で見てみましょう。

学部 偏差値
法学部 57.5
産業社会学部 52.5~55.0
国際関係学部 55.0~65.0
文学部 52.5~57.5
経営学部 55.0~57.5
政策科学部 52.5~55.0
総合心理学部 55.0~60.0
映像学部 55.0
情報理工学部 55.0
経済学部 52.5
スポーツ健康科学部 52.5~55.0
食マネジメント学部 52.5
理工学部 50.0~57.5
生命科学部 52.5
薬学部 55.0~57.5

経済学部や食マネジメント学部が偏差値が低めですね。理系は偏差値が低めに出るので必ずしも狙い目とは言えません。

さて、産業社会学部や政策科学部、スポーツ健康科学部、文学部の国際コミュニケーション学科は入試方式により偏差値が変わるようです。

2月の最初にある全学部統一入試が52.5と低くなるようですね。

大学入試でも時期が早い試験なので合格者を多めに出すのでしょうか。また、他の大学に入試日ともかぶるのも影響しているのかもしれません。

全学部統一入試は偏差値が少し低いので狙い目と言えるでしょう。

立命館大学 穴場学部 文系

立命館大学の中には、文系学部で偏差値が比較的低めに設定され、入学しやすい「穴場学部」が存在します。

これらの学部では、スポーツ科学、食マネジメント、産業社会、経済学部などが含まれ、比較的入学しやすいとされています。

実際に全学部統一入試の合格最低点で検証してみましょう。どこの学部でも同じ試験なので合格最低点で単純に比較することができるからです。

下記は全学部統一入試(文系)の各学部・学科の合格最低点です。

スポーツ健康科学部と経済学部の経済専攻が低めですね。経済学部の経済専攻は狙い目かもしれません。

 

専攻/学部 2022 2023
総合心理学部 210/320(65.6%) 216/320(67.5%)
映像学部 212/320(66.3%) 212/320(66.3%)
法学部 207/320(64.7%) 207/320(64.7%)
政策科学部 195/320(60.9%) 202/320(63.1%)
スポーツ健康科学部 190/320(59.4%) 183/320(57.2%)
国際経営専攻 194/320(60.6%) 205/320(64.1%)
経済専攻 192/320(60.0%) 195/320(60.9%)
現代社会専攻 193/320(60.3%) 204/320(63.8%)
メディア社会専攻 193/320(60.3%) 201/320(62.8%)
スポーツ社会専攻 193/320(60.3%) 200/320(62.5%)
子ども社会専攻 193/320(60.3%) 200/320(62.5%)
国際関係学部 230/350(65.7%) 240/350(68.6%)
食マネジメント 196/320(61.3%) 202/320(63.1%)
人間研究領域 201/320(62.8%) 212/320(66.3%)
日本文学研究 203/320(63.4%) 209/320(65.3%)
日本史研究 205/320(64.1%) 216/320(67.5%)
東アジア研究 200/320(62.5%) 214/320(66.9%)
地域研究 200/320(62.5%) 200/320(62.5%)

 

理系では薬学部の創薬学科が低め

立命館大学の理系学部で特に注目されるのは、薬学部の創薬学科です。薬学部の中でも研究職を目指す方の学科ですね。薬剤師の資格取得を目指すのではなく。

この学科は、他の理系学科と比較して偏差値がやや低めに設定されており、理系分野に興味を持つ学生にとって入学のハードルが比較的低いと言えます。

創薬学科では、医薬品の開発や研究に関する専門的な知識と技術を学ぶことができますが、将来この分野で活躍するためには、専門的なスキルや知識が求められます。

立命館大学の選び方:キャンパスと学部の関係

立命館大学を選ぶ際には、キャンパスの立地と学部の関係も重要な要素となります。

立命館大学は、京都、滋賀、大阪に複数のキャンパスを持ち、学部によってキャンパスが異なる場合があります。

例えば、経済学部やスポーツ健康科学部はびわこ・くさつキャンパス(BKC)に位置しています。

キャンパスの立地は、学生生活の利便性や日常生活に大きな影響を与えるため、入学前にはキャンパスの環境やアクセスについても検討することが推奨されます。

立命館大学は、多様な学部とキャンパスを持つ大学であり、学生一人ひとりの興味やキャリア目標に応じて幅広い選択肢を提供しています。

偏差値が低い学部が存在することは、それらの学部が特定の分野に特化していることの表れであり、これらの学部を選択する学生には独自の魅力があります。

立命館大学を志望する学生は、自身の将来の目標や興味に合った学部を選ぶことで、充実した大学生活と将来のキャリアを築くことができるでしょう。

*立命館大学に行きたいなら心理学を応用した科学的な学習法の坪田塾。オンラインでも可能ですし合格まで徹底的に寄り添います。(管理してくれます)

 

まとめ:立命館大学に定員割れの噂。偏差値の低い入りやすい学部はどこか

ここまで立命館大学について調べてきました。

定員割れの噂は「定員割れ」の定義によっては起こっていたと言えます。しかし、事故のようなものであり今後はもう起こりえないでしょう。

偏差値は一部の学部・学科が低く、2月の最初に行われる全学部統一入試が一番偏差値が低いようです。狙い目ですね。

 

  • 立命館大学には偏差値が比較的低めの学部が存在する
  • 一般的な意味での定員割れは立命館は起こりえない
  • 経済学部、産業社会学部などが比較的入学しやすい
  • スポーツ健康科学部や食マネジメント学部が低偏差値
  • 理系では理工学部が入学しやすい側面を持つ
  • 薬学部は偏差値が低めであるが、専門性の高い教育を提供
  • 各学部の偏差値は年度によって変動する可能性がある
  • 入学後のカリキュラムや教育内容は学部によって大きく異なる
  • 偏差値が低い学部でも、専門分野での深い学びが可能
  • 学部選びは自身の興味・関心と将来の目標を考慮することが重要
  • 立命館大学の全体的な教育水準は高く、多様な学びが用意されている
  • 偏差値だけでなく、学部の特色やキャンパスの立地も検討すべき
  • 入学可能な偏差値の学部を見つけたら、その学部の詳細な情報を集めることが大切

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