東海大学は、1942年に創設された、東京都渋谷区に本部を置く日本で最大規模の私立大学です。
6つのキャンパスがあります。湘南、伊勢原、品川、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空。半端ないですね。海洋学など立地を活かした学問も盛んです。
学部も非常に多く23学部62学科あり、学生数は約3万人です。タモリや石原慎太郎、 羽生結弦などが有名ですね。
これだけ大規模で多様な学部・学科があると「入りやすい学部があるのではないか?」と思うのも受験生の人情です。
そこで今回は東海大学で入りやすい学部・学科をご紹介します。
ポイント
・東海大学で入りやすい学部・学科
・東海大学の偏差値ランキング
・東海大学の人気学部ランキング
東海大学で入りやすい学部とは?
定員割れの学部はある?
東海大学では定員割れを起こしている学部があるかと言うと微妙です。(あると言えなくもないです。)
そもそも定員割れは志望者数が学部が定める定員に満たない場合に発生します。東海大学の場合は競争率1倍と記述している入学試験方式が複数存在します。
これは募集100人に対して100人が申し込む状況ということです。
実際には合格しても入学しない生徒も多いでしょう。他の学部や他の大学に進学するケースもあるでしょうから。
東海大学には覚えきれないくらいのたくさんの学部・学科があります。
倍率が1.1倍や1.2倍という入試方式も複数存在します。
なので、定員割れに近い(事実上定員割れ)学部・学科も存在します。
倍率が低い入試方式をこちらで調べられます。2023年度のものです。
キャンパスの立地も考えると少子化ですし今後もより増えていくことが予想されます。
東海大学:偏差値ランキング
東海大学の偏差値は学部によって大きく異なります。特に、偏差値が低めの学部では入学のハードルが比較的低いと言えます。
しかし、偏差値が全てではありません。低偏差値の学部であっても、専門性の高い教育を受けられることや、独自のカリキュラムを持つ学部もあります。
例えば、海洋学部などは、特定の分野に特化しているため、興味や将来の職業に直結する学びを求める学生には魅力的な選択肢となります。
そのため、偏差値だけでなく、学部が提供する教育内容や環境も考慮に入れることが大切です。
順位 | 学部(学科・専攻コース) | 偏差値 |
---|---|---|
1位 | 医学部(医学科) | 69 |
2位 | 医学部(看護学科) | 58 |
3位 | 文学部(歴史学科) | 57 |
4位 | 文化社会学部(心理・社会学科) | 56 |
5位 | 海洋学部(海洋生物学科) | 55 |
5位 | 文化社会学部(文芸創作学科) | 55 |
5位 | 観光学部(観光学科) | 55 |
7位 | 政治経済学部(経済学科) | 54 |
7位 | 政治経済学部(経営学科) | 54 |
10位 | 政治経済学部(政治学科) | 53 |
10位 | 教養学部(国際学科) | 53 |
10位 | 文学部(文明学科) | 53 |
10位 | 文学部(日本文学科) | 53 |
10位 | 文化社会学部(北欧学科) | 53 |
10位 | 文化社会学部(広報メディア学科) | 53 |
10位 | 文学部(英語文化コミュニケーション学科) | 53 |
10位 | 情報通信学部(情報メディア学科) | 53 |
10位 | 工学部(航空宇宙学科) | 53 |
10位 | 情報理工学部(情報科学科) | 53 |
東海大学:人気学部ランキングと入りやすさの関係
東海大学内での人気学部ランキングは、毎年変動するものの、特に医学部や工学部、海洋学部などが高い人気を誇ります。
人気学部は競争率が高くなる傾向にありますが、それと同時に大学側も入学後の教育質の維持・向上に努めています。
一方で、人気が少ない学部は入りやすさが増す可能性がありますが、それでも東海大学の教育レベルは一定以上保たれていることを理解する必要があります。
人気学部ランキングを参考にするのも一つの方法ですが、自分自身が何を学びたいのか、どういうキャリアを描いているのかを基準に学部選びをすることが推奨されます。
学部 | 特徴 |
---|---|
医学部 | 最先端の医療教育 |
情報理工学部 | 技術革新をリード |
海洋学部 | 海の科学を深掘り |
経営学部 | 実践的ビジネススキル |
文化社会学部 | 多文化理解の促進 |
情報通信学部 | 先端通信技術の探求 |
観光学部 | 観光産業のプロフェッショナル |
建築都市学部 | 持続可能な社会づくり |
体育学部 | スポーツ科学の最前線 |
文学部 | 深い人文知の探究 |
東海大学と同じレベルの大学
東海大学と同じレベルの大学を知ることは、自身の大学選びの参考になります。
たとえば、東海大学は総合大学として幅広い分野の教育を提供しており、同様の特色を持つ大東文化大学や亜細亜大学などと比較されることがあります。
これらの大学もまた、多様な学部があり、それぞれに特色があります。
東海大学を志望する際には、これらの大学との比較を行い、自分にとって最適な環境を選択することが大切です。
それぞれの大学で提供されるカリキュラム、学生生活のサポート体制、キャンパスの雰囲気など、入学後の学生生活全般にわたる情報を収集し、総合的に判断する必要があります。
また、オープンキャンパスや学校説明会を利用することで、それぞれの大学の特色を直接感じ取ることができるため、積極的に参加することをお勧めします。
入りやすい学部の選び方
入りやすい学部を選ぶ際には、偏差値や定員割れ情報だけでなく、自分の興味や将来のキャリアプランに合致するかどうかを考慮することが重要です。
また、学部選びにおいては、単に入学することが目的ではなく、入学後にどのような学びを深め、どのようなスキルを身につけられるかが重要になります。
そのため、各学部が提供するカリキュラムの内容、専門分野の研究実績、就職支援の体制など、将来を見据えた上での情報収集が欠かせません。
自分の興味や目標に合った学部を見つけるためには、大学の公式サイトをはじめ、入学案内、学生の体験談など、多角的な情報を参考にすることが有効です。
恥ずかしい学部は存在しない
東海大学において「恥ずかしい学部」というものは存在しません。
全ての学部がそれぞれの分野において専門性を持ち、質の高い教育を提供しています。
大学選びで重要なのは、その学部が自分の興味やキャリアプランに合っているかどうかです。
学部選びで他人の意見や偏見に左右されることなく、自分自身の判断で選ぶことが大切です。また、どの学部も入学後は多様な学びの機会があり、自分の関心や目標に応じて深く学ぶことができます。
それぞれの学部が持つ特色や魅力を理解し、自分にとって最適な学部選びを行いましょう。
まとめ:東海大で入りやすい学部を選ぶポイント
東海大学で入りやすい学部を選ぶ際のポイントは、偏差値や入学難易度だけに注目するのではなく、自分の将来の目標や興味に合った学部を選ぶことが最も重要です。
各学部が提供する教育内容、専門性、学びの環境を十分に調査し、自分自身のキャリアプランに合致するかを考慮して選択することが推奨されます。
また、東海大学には多様な学部が存在し、それぞれにユニークな教育プログラムが用意されています。そのため、自分自身の興味や将来像に合わせて、適切な学部を見つけることが可能です。
重要なのは、自分にとって意味のある学びを提供してくれる学部を選ぶことであり、そこから得られる知識や経験が将来にどのように活かせるかを考えることです。
大学生活は、専門知識を深めるだけでなく、人生における重要な転換点となり得ます。
そのため、入りやすい学部を選ぶ際には、短期的な視点ではなく、長期的な視野で考えることが大切です。
また、東海大学には豊富な学生支援プログラムがあり、学生一人ひとりの学びや将来への準備をしっかりとサポートしています。
このようなサポート体制を活用しながら、自分自身の目標に向かって努力を重ねることが、大学生活を充実させる鍵となります。
最後に、東海大学での学びを最大限に活かすためには、入学前の準備が重要です。オープンキャンパスや学部説明会に参加することで、学部の雰囲気や教育内容を直接確認することができます。
また、先輩や教員との対話を通じて、学部選びの参考にすることができます。自分の興味や将来の目標に合った学部を選ぶことで、東海大学での4年間をより有意義なものにすることができるでしょう。
この記事を通じて、東海大学で入りやすい学部を選ぶためのポイントを理解し、自分にとって最適な学部選びの一助となれば幸いです。
自分の将来に対する夢や目標を持ち、それを実現するための一歩として、東海大学での学びを深めていくことをお勧めします。
- 東海大学では偏差値や倍率が比較的低めの学部が入りやすい穴場として存在する
- 文系では教養学部人間環境学科、健康学部健康マネジメント学科、法学部法律学科が受かりやすい
- 理系では海洋学部海洋理工学科、農学部全学科、生物学部生物学科が入学しやすい
- 偏差値と倍率のみならず、大学のサポート体制や学びの内容も重要な選択基準となる
- 定員割れに近い状態の学部・学科もある
- 東海大学の人気学部ランキングは受験生にとって有用な情報源の一つである
- 入りやすい学部を選ぶ際には、自身の興味やキャリアプランを考慮することが重要
- 東海大学と同じレベルの大学を知ることで、より適切な進路選択が可能になる
- 大学選びにおいては、入学後の学びの内容や将来の目標達成への貢献度を考えるべき
- オープンキャンパスや学部説明会への参加は、学部選びの重要な一歩となる
- 東海大学での充実した大学生活を送るためには、入学前の準備が欠かせない
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