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MARCHの学歴は勝ち組?上位何パーセントかで見る現実

多くの受験生が話題にするMARCH、この名称は多くの受験生や保護者にとって、憧れの象徴です。

明治、青山学院、立教、中央、法政の5大学を指し、その学問の質や卒業後のキャリア展望で高い評価を受けています。

しかし、その憧れの背景には、一体全体の受験生の中でMARCHが占める上位何パーセントに位置するのか、という疑問が浮かび上がります。

この記事では、MARCHに関する様々なデータを基に、その疑問に対する答えを探ります。

学力だけでなく、就職や平均年収からもMARCHの位置づけを検討し、なぜMARCHが高学歴とされるのか、その理由にも迫ります。

MARCH進学を目指す受験生やその保護者はもちろん、高学歴とされる大学群に興味のある方にとって、有益な情報を提供することを目指します。

ポイント

  • MARCHが全受験生の中で占める上位約13%から15.8%の位置づけ
  • 私立大学受験生の中でMARCHが占める上位約10%の割合
  • MARCHと国立大学の比較から見える学力分布と上位パーセンテージ
  • MARCHに合格する高校生の偏差値範囲と就職や平均年収から見るMARCHの社会的価値

中央大学キャンパス

目次

MARCHは上位何パーセント?様々な角度から徹底解明

MARCHは上位1割??具体的な数字を探る

これを理解するために、まずMARCHとは、明治、青山学院、立教、中央、法政の5つの私立大学のことを指します。

MARCHはその教育の質や卒業後のキャリア展望から高い評価を受けており、多くの受験生にとって憧れの大学の一つです。

そのため、競争率は非常に高く、MARCHに入学できるということは、それだけで既に学力が高い証拠と言えるでしょう

一方で、「上位1割」という表現は、全体の学生の中でどれだけの位置にいるかを示すものです。

具体的には、MARCHに進学する学生たちは全受験生の中で上位約13%から15.8%に位置しているとされます。

これは、日本全国の大学受験生を対象にした場合の話であり、私立大学だけを見た場合には、さらに上位に位置することになります。

例えば、全体の受験生の中でMARCH以上の大学に進学する割合が約15%と言われていますが、これを私立大学受験生の中で考えると、MARCHはより高い位置づけになるのです。

https://www.youtube.com/watch?v=3gZJX4Gn_YA

私大の中だと上位何%??MARCHの位置づけ

MARCHが私立大学の中でどの程度の位置にあるのかを検討するとき、考慮すべきポイントがいくつかあります。

まず、私立大学の数は非常に多く、それぞれの大学で求める学力レベルは大きく異なります。

しかし、MARCHは一般的に、私立大学の中でも上位グループに位置付けられます。

具体的にどの程度の上位なのかというと、MARCHに合格できる学生は、私立大学を目指す受験生の中では上位約10%に入ると考えられます。

さてMARCHと言っても5大学あり多様な学部があります。一概には言えません。

そこで偏差値別に私立大学の中で何%に入るかを下記に示しました。

スタディサプリだと明治大学の偏差値は55から65です。

これで偏差値換算表を見ると55の場合は私大受験者の中で上位30%。65の場合は私大受験者の中で上位6%となります。

立教大学や青山学院大学の偏差値も、 55.0~65.0です 。中央大学や法政大学の偏差値は52.5~65.0です。

MARCHが私大受験者の中で上位何%かは下記の手順です。

1、ご自身の学部の偏差値を見るて

2、偏差値換算表で見て上位何パーセントかを確認する。

平均を取ると年度により変動しますがMARCHは大体上位10%台になります。

明治大学リバティータワー

国立を考慮すると上位何%??MARCHと国立大の比較

さて国立大学とMARCHを比較する際、考慮すべき点はいくつかあります。

国立大学は受験科目数が多いのです。私大だと3科目で国立だと5科目以上あります。

本来は競技の種目が違うので比べられないのですが比べてみましょう。

私立大学の場合は偏差値で割り切って計算しましたが

国立も入れる場合はランクと学生数で考察します。

MARCHの上にあるとされる大学は下記になります。

東大などの東京一工グループ。

大阪大などの地方旧帝大・早慶などのグループ。

筑波大、神戸大などの準旧帝国大学などのグループ。

これらのグループの学生数と全体の学生数で上位何%かが出ます。

早慶上理と上記の国立大学を合わせると

1学年が6万5千人となります。

2006年の出生数が109万人。

上記の学生が上位6%となります。

MARCHは上位7%から13%の間となります。かなり高学歴と言えるでしょう。

ただしこれは大学を受験してない人も含まれます。

大学進学者のみに絞ると東大などの難関国立大や早慶などで11%になります。

なので、MARCHは上位12%から20%の間になります。

MARCH合格にはしっかりとした学力が必要

MARCHに入る高校の偏差値はどれくらい?

さて大学時点で上位何パーセントかをはかってきました。

大学にもなると文系と理系、私立と国立などで分かれますし、

専門学校などへの進学も多いです。なかなか一元的に測ることは難しいです。

そこで比較的画一的なテストを全員が受けるという意味で高校受験の偏差値で考えてみましょう。

MARCHに合格する高校生は、一般的にどのような学力レベルを持っているのでしょうか?

MARCHに合格可能な高校生の偏差値は、大まかに言って60から70の範囲に集中しています。各大学が出身高校と人数を公開しています。

高校の偏差値が65前後になるようです。

そうなると先ほどの偏差値換算表で計算してやはり上位6%、7%となります。

附属からMARCHだと偏差値70を超えることもありますが彼らは上位2.2%となります。

ただし、中学受験組は外れます。一元化して比較するのは難しいですね。

就職や平均年収から上位何パーセントか考察

今度は発想を逆転して入り口ではなく出口の就職や平均年収を基準にMARCHの卒業生がどの程度の位置にいるのかを考察することが出来ます。

MARCHからの卒業生は、多くの場合、企業から高い評価を受けています。

これは、MARCHが提供する都会での質の高い教育や、学生自身の能力が企業に認められているからです。

また、平均年収に関しても、MARCHの卒業生は全体の中で比較的高い水準にあります。これらの事実から、MARCHの卒業生は、就職市場において高い競争力を持っており、それが平均年収にも反映されていると言えます。

ただし、これらのデータはあくまで一般的な傾向を示すものであり、個々の卒業生の職種や業界によって大きく異なることを理解しておく必要があります。

明治大学の平均年収は1027万円です(50代 日経転職調査)。

年収1000万円を稼いでいるのは上位4.9%になります。

MARCHはやはり出口から考えても相当な上位だと言えます。

下記はGMARCH,関関同立の50代における平均年収です。普通に勝ち組ですね。

大学名 平均年収(円)
中央大学 1077.3
同志社大学 1058.8
学習院大学 1027.3
明治大学 1027.0
関西大学 1014.4
関西学院大学 1013.6
立命館大学 1004.6
立教大学 997.8
青山学院大学 979.3
法政大学 937.7

 

 

一般的にMARCHからが高学歴とされる理由

MARCHが高学歴とされる理由はいくつかありますが、主にはその学問的なレベルの高さと、社会でのブランド力にあります。

MARCHは教育の質が高く、幅広い分野での専門知識と教養を身につけることができます。このため、企業や学術界から高い評価を受けているのです。

また、MARCHは伝統と実績を兼ね備えた大学群であり、その名前自体が一定の社会的信頼と地位を象徴しています。

加えて、MARCHの卒業生は活発な校友会活動を通じて、卒業後も強いネットワークを維持している点も大きな特徴です。

これらの理由から、MARCHは多くの高校生やその保護者にとって、目指すべき高学歴の象徴となっています。

ただし、高学歴という評価は教育内容や学生の実力と密接に関連しており、それぞれの学生がどれだけ努力し、成長するかによっても変わってきます。

MARCHに入る難しさを例えると

MARCHに入学することの難しさを例えるなら、全国の高校生が一堂に会し、その中の上位約7’%から13%に位置する必要があるということです。

これは、例えば100人の受験生がいる場合、その中からたった7人から13人だけがMARCHに入学できるということを意味します。

この例えは、MARCHがどれだけ選ばれた学生によって構成されているかを示すものです。また、これはある種の競争とも言えますが、それは単に学力だけの競争ではありません。

推薦入試だと各学生の持つ個性や特技、そして彼らがどれだけ入学後に貢献できるかも考慮されています。

したがって、MARCHに入学するためには、学力はもちろん、自身の個性や特技を磨き、それをアピールすることが重要になります。

 

まとめ:MARCHは上位何パーセントか

MARCHの大学に入学することは、全国の受験生の中で上位約6%から20%に位置することを意味し、それは非常に高い学力と個性を持つ学生たちが集まっていることを示しています。

MARCHの卒業生は、高い学力だけでなく、幅広い分野で活躍することが期待されており、そのためには質の高い教育が提供されています。

MARCHの価値は、その学問的なレベルの高さに加えて、学生たちが卒業後に社会でどれだけ貢献できるかにも関連しています。

つまり、MARCHの真の価値は、学生一人ひとりが持つポテンシャルの高さと、彼らが将来社会にもたらす影響の大きさにあると言えるでしょう。

  • MARCHは明治、青山学院、立教、中央、法政の5つの私立大学を指す
  • 教育の質や卒業後のキャリア展望で高い評価を受けている
  • 全受験生の中で上位約13%から15.8%に位置する
  • 私立大学だけを見た場合、さらに上位に位置する
  • 全体の受験生の中でMARCH以上の大学に進学する割合は約15%
  • 私立大学の中で上位約10%に入る
  • 明治大学の偏差値は55から65
  • 偏差値55は私大受験者の中で上位30%
  • 偏差値65は私大受験者の中で上位6%
  • 国立大学を含めるとMARCHは上位7%から13%の間に位置する
  • MARCHの上位には東京一工グループや地方旧帝大・早慶がある
  • 1学年で6万5千人を占めるグループが上位6%になる
  • MARCHは大学進学者のみで考えると上位12%から20%の間
  • MARCHに合格する高校生の偏差値は60から70の範囲
  • 明治大学の50代の平均年収は1027万円で上位4.9%
  • MARCH卒業生は就職市場で高い競争力を持つ
  • MARCHは伝統と実績を兼ね備えた大学群で社会的信頼が高い
  • MARCHに入学するためには個性や特技をアピールすることが重要

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