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工学院大学恥ずかしい?知名度は低いが就職は強いコスパ良い大学だが

工学院大学は、東京都新宿区にキャンパスを構える私立大学です。

新宿駅前にドーンとあるので気になったことがある方もいると思います。

さてそんな工学院大学ですが「恥ずかしい」と思われる方も多いようです。

この大学は知名度が低いために実力のわりに不当に評価されやすい大学です。

口コミサイトでも下記のような疑問を持つ人が後を絶ちません。

工学院大学は世の中的に、糞な大学なんですか?

両親がそんな大学行ったら、近所に聞かれても恥ずかしくて言えないとか言われたんですが、そんなに悪いんですかね?

 

工学院大学ってFラン大学ですか?        口コミサイトより

この記事では工学院大学の本当の姿に迫ります。

ポイント

  • 工学院大学の知名度が低い理由は、理系大学の特性と専門性の高さにある。
  • 実際には、就職実績が非常に良く、多くの有名企業への就職に成功している。
  • 工学院大学は「四工大」の一角として、理工系分野で高く評価されている。
  • 学問的な偏差値だけでなく、専門性と実務能力が企業に評価されている点を理解できる。
目次

工学院大学は恥ずかしい大学ですか??

同レベルの大学:知名度は低いが就職強い

工学院は「四工大」と呼ばれるグループの一角を占めており、芝浦工業大学、東京都市大学、東京電機大学と共に、理工系分野で高い評価を受けています。

産業用ロボット、IT、半導体などで評価されている

一方で、工学院大学の知名度は早慶やMARCHなどの大学と比較すると低いかもしれません。

文系がある総合大学だと学生数が多いので知名度は上がりがちですが理系だとそうはいきません。

しかし、その就職実績は見逃せません。多くの卒業生が有名企業で活躍しており、特に建築学部や化学系の学科は国内で高い評価を受けています。

また、工学院大学の学生は専門知識だけでなく、即戦力としての能力を身につけているため、企業からの評価も高いです。

理系は文系と違い専門分野が身に付きやすいです。その分、学生が減り知名度が下がりますが。

このように、知名度は低いかもしれませんが、学生の質と教育の質の高さが、優れた就職実績に繋がっているのです。

就職はMARCHと互角の大学です。知名度が低くても恥ずかしいと思う必要は無いでしょう。ただ、理系なこともあり女子比率は少なめです。

参考:大学コスパ最高説:学歴フィルターと無縁な四工大の立ち位置と魅力

就職が強い理由

工学院大学がなぜ就職に強いのか、その理由の一つに「有名企業への就職率が高い」という事実があります。

東洋経済ONLINEが公表した『最新版!「本当に就職に強い大学」ランキング』では、工学院大学は24位にランクインしています。

このランキングは、卒業生1000人以上の大学を対象にしたもので、実就職率をもとに算出されています。

東大などの国公立を含めた中で全国760校ある大学の中で24位です。また、首都圏理工系大学で1位になったこともあります。

この結果からわかるように、工学院大学の学生は、特にメーカーや建築関連企業など、理工系の専門職に強い傾向があります。

また、学生個々の専門性と実務能力が評価され、多くの企業が優秀な人材を求めて工学院大学を重視しているのです。

工学院大学は、具体的な専門知識と実践的なスキルを持った学生を多数輩出しており、これが高い就職率に繋がっています。

これらの事実は、同大学が就職に強い大きな理由の一つを示しています。

文系と違い専門分野が身につきやすい

偏差値を見ると頭いい大学に入る:有名人も出ている

工学院大学は、一般に理工系の分野で知られる私立大学の一つです。

この大学の偏差値は、学部や学科によって異なりますが、一部の学部では60に達するものもあります。

一般的に大学入試の偏差値を高校受験の偏差値に換算すると+10をするのが妥当だと言われています。

工学院大学の偏差値はパスナビですと50から60です。

高校受験の偏差値に換算すると大体60から70くらいの頭の良さになります。

また理系と文系だと理系のほうが偏差値が低く出がちです。+5をするのが妥当だと言われています。

そうすると、偏差値が55から65となり、大体、明治大学や青山学院大学などのMARCHの大学と同じレベルになります。

 

これは、工学院大学が高い学術レベルを持つことを示しており、学生たちの学力も相応に高いことを意味します。

さらに、この大学からは、さまざまな分野で活躍する有名人も輩出されています。例えば、建築、エンジニアリング、ITなど、専門性の高い業界でその知識と技術を活かしている卒業生が多数います。

このように、工学院大学は学術的にも社会的にも高い評価を受けており、その偏差値は学生たちの頭の良さを物語っています。

有名人も出ていてビルゲイツと一緒に事業をしていた西和彦氏やM&Aキャピタルパートナーズの社長である中村悟氏などがいます。

日本初の建築学部

高度な建築技術が必要とされる現代社会

工学院大学には、日本で初めて設立された建築学部があります。

これは工学院大学が建築教育における先駆者であることを示しています。

建築学部の設立は、日本の建築教育の歴史において重要なマイルストーンと言えるでしょう。

この学部では、建築設計、都市計画、環境デザインなど、建築に関わる幅広い分野を学ぶことができます。

また、工学院大学の歴史はなんと1887年に遡ります。

この長い歴史の中で、同大学は多くの変遷を経て現在に至りますが、その間、社会に貢献する技術者や研究者を数多く輩出し続けてきました。

工学院大学の建築学部だけでなく、全体としても、長年にわたり培われてきた伝統と実績があります。近年はIT系の学科も躍進しています。

立地が良い:就活に便利な超都心にある

工学院大学の新宿キャンパスは、東京の中心地、新宿に位置しています。

この立地の良さは、学生生活において大きな利点となっています。

特に、就職活動においては、多くの企業の本社や面接会場が都心に集中しているため、移動が容易で時間を効率的に使うことができます。

また、新宿は、交通のアクセスが良好で、様々な路線が乗り入れているため、学外でのインターンシップやセミナーへの参加もスムーズです。

このように、工学院大学の立地は、就職活動をはじめ、多様な活動を行う上で学生にとって大きなメリットとなっています。

新宿駅前の高層ビル群の中にある工学院

ただし、八王子キャンパスもあります。1,2年時は八王子であることが多いようです。

ついていけない:高めの留年率

工学院大学は、理工系の専門知識を深く学ぶことができる大学ですが、その分、学業の難易度は高いと感じる学生もいます。

特に、一部の学生にとっては、厳しいカリキュラムについていくことが難しく、留年するケースもあります。

留年の主な原因としては、専門科目の理解が追いつかない、レポートやテストの準備に時間が足りない、学外活動とのバランスが取れないなどが挙げられます。

ただし、工学院大学では、学生が学業に集中できるようにサポート体制を整えています。

例えば、補講やチュータリングなど、学生がついていけるように助ける仕組みがあります。学生一人ひとりの状況に合わせた支援を提供することで、留年率の低減に努めています。

また、サークルも少なめです。文系の学生と違いサークルなどに打ち込むよりは勉強した方が良いのかもしれませんね。

*理系の学部は一般的にどこも大変です。その分、就活の時は楽です。文系の学部は就活の時が大変です。

工学院大学の評判が悪いのは本当?

工学院大学の評判に関しては、さまざまな意見が存在します。

ネット上では、特定の分野や教育方法に対する批判的な声も見受けられますが、これらは必ずしも全体を代表するものではありません。

実際には、工学院大学は理工系の教育において長い歴史と実績を持ち、建築学部をはじめとする専門学部で高い評価を受けています。

また、有名企業への就職実績が高いことも、この大学の強みの一つです。評判が悪いとされる部分は、大学のある特定の側面に過剰に焦点を当てた結果であることも考えられます。

大切なのは、学びたい分野や将来の目標に対して、工学院大学がどのように応えられるかを客観的に評価することです。

恥ずかしいなら大学院もあり

「大学選びにおいて恥ずかしいと感じる必要は全くありません」というのが、大前提です。

特に、工学院大学のような理工系の大学は、専門性の高い知識と技術が求められる分野を学ぶ場所です。

大学受験をしていない人や文系の人だと「工学院。どこそれ?」という人も多いかもしれませんが、企業の担当者はみんな知っています。

また、似たような名前の専門学校もあり誤解されがちでもあります。

 

とはいえ、もし何かしらの理由で、自分が選んだ大学や学部に対して「恥ずかしい」と感じているならば、大学院に進学するのも一つです。

理系は専門知識を深めるために大学院に行く人が多く、工学院以外の大学院に行くことも可能です。

そうなれば、理系分野において大学院でより深い知識と実践的な技術を身につけ、社会で活躍する基盤を築くことができます。

専門的な実務能力とブランド力の両方を手に入れることができます。

 

大変だけど産業界から引く手あまた

工学院大学での学びは、確かに多くの挑戦と努力を要します。

理工系の学問は、その性質上、理解するまでに時間がかかる複雑な理論や実験が多く、学生には高い集中力と持続的な学習意欲が求められます。

しかし、この大変さは、産業界から高い評価を受ける卒業生を多数輩出する土台となっています。

工学院大学の学生は、就職活動において、その専門性の高さと実践的な能力で多くの企業から引く手あまたです。

特に、建築、機械、情報技術などの分野では、高度な技術力と最新の知識を備えた若手技術者への需要が絶えません。

このように、学生時代の努力と挑戦は、将来のキャリア形成に直結する価値ある経験となるのです。

まとめ:工学院大学は恥ずかしい?

工学院大学での学びには、確かに多大な努力と挑戦が伴いますが、その結果として得られる専門知識と技術は、産業界において高く評価されます。

学生一人ひとりが、厳しい学習環境の中で培った能力は、就職活動を始めとする将来の道のりにおいて大きな強みとなります。

また、学生たちが経験する大変さは、同じ目標に向かって励む仲間との絆を深め、人として成長する機会も提供してくれます。

工学院大学は、その長い歴史と伝統の中で、社会に貢献する技術者や研究者を数多く輩出してきました。

その学びの過程は大変ですが、それを乗り越えた先には、確かな自信と充実した未来が待っています。

 

  • 工学院大学は東京都新宿区にキャンパスを持つ私立大学
  • 新宿駅前に位置し、アクセスが非常に良い
  • 「恥ずかしい」という印象を持つ人もいるが、その理由は知名度の低さにある
  • 知名度は低いが、就職実績は非常に優れている
  • 「四工大」の一角を占め、理工系分野で高い評価を受ける
  • 建築学部や化学系学科では国内で特に高い評価を受けている
  • 学生は専門知識だけでなく、即戦力としての能力も身につけている
  • 就職はMARCHレベルと互角である
  • 私立理系大学ランキングで常に上位に位置する
  • 「有名企業への就職率が高い」が就職に強い理由の一つ
  • 全国760校ある大学の中で24位にランクインした実績がある
  • 首都圏理工系大学で1位になったこともある
  • 偏差値は50から60で、高校受験の偏差値に換算すると60から70に相当
  • 日本初の建築学部を有する
  • 八王子キャンパスと新宿キャンパスの二つを持つ
  • 学習環境は厳しいが、その分学生の成長に直結する
  • 大学院進学も視野に入れやすい、理系分野では専門性を深めるために進学者多数
  • 有名人の卒業生も輩出しており、ビルゲイツと事業をした西和彦氏などがいる
  • 就職活動において、立地の良さが大きなメリットとなる

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