恥ずかしいと思ったら見て！神戸女学院大学の大きな魅力と実力

2024年4月7日

神戸女学院大学について「恥ずかしいかも」と少し思う方へ―そんな悩みを持つ前に、神戸女学院大学が実際にどのような大学なのか、その真価を理解することが大切です。

本記事では、偏差値の実情、就職実績の素晴らしさ、豊かな教育環境、そして著名な卒業生まで、神戸女学院大学の魅力と強みを紹介します。

立地の課題や女子大特有の課題を乗り越え、学生一人ひとりをしっかりと伸ばしてくれる環境がここにはあります。

ポイント

神戸女学院大学が提供する高水準の教育とその偏差値の実態
卒業生が社会のさまざまな分野で活躍している事実
大学改革による教育内容の充実と将来性
就職実績の高さとブランド力の維持に成功している点

神戸女学院大学は恥ずかしい？

神戸女学院大学の偏差値

神戸女学院大学の偏差値はベネッセで下記のようになっています。

学部	偏差値
文学部	51～57
心理学部	53～57
国際学部	53～60
生命環境学部	49～53
音楽学部	45～47

これらの数字からわかるように、学部によって偏差値に幅があることが特徴です。

例えば、音楽学部は他の学部よりも偏差値が低めである一方で、心理・行動科学科などは比較的高い偏差値を保持しています。

大体、日東駒専や産近甲龍の大学と同じ偏差値になっています。

神戸女学院大学を選ぶ際には、自分が興味を持つ学部や学科の偏差値をチェックすることが重要です。

なぜランクが落ちた：凋落の理由は立地と女子大受難

神戸女学院大学のランクが過去に比べて落ちた主な理由には、立地の問題と女子大学への一般的な認識の変化が挙げられます。

まず、立地に関しては、神戸女学院大学は兵庫県の山間部に位置しており、アクセスがやや不便な点が学生や受験生にとってのネックになっていると考えられます。

都心部や交通の便が良い場所にある大学と比較すると、通学に時間がかかることがデメリットとして挙げられます。これは関西学院大学などと同じですね。

また、近年では女子大学への関心が低下しています。

これは、教育機会の均等化が進んだことや、総合大学が昔に比べておしゃれになったことなどがあげられます。

また、共学化が進む中で、女子大特有の教育環境を求める学生が減少しているためです。

特に、キャリア形成やグローバル社会で活躍するための教育に関心が高まる中、性別による教育の分離が受け入れられにくくなってきているのです。

その結果、女子大全体が受難の時代を迎えており、神戸女学院大学もその例外ではないと言えるでしょう。

これらの理由から、神戸女学院大学はかつてのような高いランクを維持することが難しくなっています。

しかし、その歴史や伝統、独自の教育内容は今でも多くの学生に支持されており、選ぶ側の価値観によっては依然として魅力的な選択肢となっています。

山の上でキャンパスは最高ですね。

神戸女学院大学の有名人：お嬢様大学としてのブランド力と知名度

神戸女学院大学は、長い歴史と伝統を持つ大学として知られています。

かつては「お嬢様学校」としてのイメージが強く、経済的に余裕のある家庭の女性が多く通っていました。

この背景には、初期の教育理念として、高い教養を身につけた女性の育成があるためです。

その結果、多くの著名人や有名人を輩出しており、これが神戸女学院大学のブランド力と知名度をさらに高めています。

たとえば、作詞家の岩谷時子やアナウンサーの有働由美子など、社会の様々な分野で活躍する卒業生がいます。

これらの事実は、神戸女学院大学が提供する教育の質の高さと、そこから生まれる多様な可能性を物語っています。全てみたい方はこちら。

名前	職業
上西小百合	衆議院議員
赤江珠緒	アナウンサー
有働由美子	アナウンサー
鈴木陶子	ピアニスト
今泉志奈子	言語学者
中村秀香	アナウンサー
山﨑晴恵	政治家
植田景子	演出家
岩谷時子	作詞家
玉岡かおる	小説家
古川圭子	アナウンサー

しかし、このようなイメージがすべての学生に当てはまるわけではなく、実際に現在には様々な背景を持つ学生が在籍しています。

つまり、神戸女学院大学の魅力は、その歴史的背景と現代における多様性の融合にあると言えるでしょう。

アナウンサーが多い

定員割れも：大学改革で回復

近年、神戸女学院大学は音楽学部などの一部の学部・学科で定員割れの問題に直面していました。

この背景には、若年層の人口減少や女子大学への志望者の減少が影響していると考えられます。

さらに、教育ニーズの多様化や共学化の流れも、女子大学特有の課題として挙げられます。

これらの課題に対応するため、神戸女学院大学では大学改革に取り組んでいます。

その一環として、新たな学部の設立やカリキュラムの再編、グローバル教育への注力など、時代に合わせた教育内容の更新を進めています。

たとえば、2024年からは国際学部や心理学部など新しい学部が設けられ、より専門的かつ実践的な学びの場が提供されます。

2025年にも生命環境学部を新設予定です。

これらの改革は、学生たちに新しい学習の機会を提供し、神戸女学院大学の魅力を高めることを目指しています。

定員割れの問題は一朝一夕に解決するものではありませんが、これらの改革が将来の学生募集にプラスの影響を与え、大学の再活性化につながることが期待されます。

志願者数は3倍になったそうです。

強みと就職：大学で伸ばしてくれるランキング1位

神戸女学院大学の大きな強みは、その少数精鋭の教育環境にあります。

この環境が、学生一人ひとりの能力を最大限に引き出し、成長させる土壌を提供しています。

実際、神戸女学院大学は、「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」のランキングで全国女子大中1位に輝いています。

これは、学生が大学での学びを通じて、自己の可能性を広げ、具体的なスキルを身につけられることを示しています。

さらに、その成果の一つとして、「4年連続で有名企業就職率関西女子大１位」という顕著な実績も挙げられます。関西の私立大学では7位です。

神戸女学院大学の卒業生は、多くの有名企業への就職に成功しており、これは学生の質の高さと大学のサポート体制の良さがもたらす結果と言えるでしょう。

偏差値を考えるとコスパが良い大学と言えるでしょう。京都府立大や広島市立大よりも上のランクなのですから。

就職先も有名企業が並びます。上の世代へのブランド力は今も健在なのと大学での教育の成果でしょう。

キーエンス、小松製作所（コマツ）、日本たばこ産業（ＪＴ）、日本電気（NEC）、日立システムズエンジニアリングサービス、北海道テレビ放送、ＡＮＡ成田エアポートサービス、ANA関西空港、JALスカイ、
ＪＡＬスカイ大阪、阪急電鉄、日本通運、三井倉庫、伊藤忠食品、岩谷産業、伊藤園、タカラバイオ、阪急阪神百貨店、三菱ＵＦＪ銀行、池田泉州銀行、住友生命保険、日本生命保険、神戸ポートピアホテル、星野リゾート、ホテルモントレ、セコム、
サイバーエージェント、楽天野球団、和歌山県中学校教員、岡山市中学校教員他

このように、神戸女学院大学は、個々の学生の成長を促し、彼女たちを社会で活躍する人材へと育て上げることに成功しています。