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最近増えてる共働き中学受験でも失敗しないためにどうしたらいい?

目次

共働きで中学受験はできるの?割合は増えているの?

中学受験をする子供の家庭というのは、お母さんが専業主婦であるご家庭が多いイメージではないでしょうか。

最近は中学受験をするご家庭でも夫婦共働きの家庭も増えています。

中学受験は「親の受験」と言われることもあります。受験をすると言ってもまだ12歳程度の子供ですから、まだまだ親のフォローは必要な時期ですよね。

中学受験には親のフォローは欠かせないポイントですが、共働きのご家庭ではお子さんとの時間がとりづらいのも事実。ですが、そんな共働き家庭でも、中学受験をする事は可能です。

そこで、ここでは、共働き家庭でも中学受験を成功させるためのポイントや塾の選び方などについて解説していきます。

テスト直しを確実にする

塾によって違いますが、多くの塾では週末や授業終わり、もしくは翌週の授業の初めなどにテストを行なっています。

テストは勉強の進捗状況を示す良い指針にもなりますから、しっかりと取り組んでほしいと思っている方も多いのではないでしょうか?ですが、せっかく一生懸命取り組んだテストでも、間違えた問題をそのままにしてしまっては意味がありません。

テストはお子さん自身がどこの分野が苦手なのかを明らかにしてくれるものでもあるので、必ずテスト直しをするようにしましょう。

できればテストが返却されたらすぐに見直しをするのが良いですが、時間が取れないなど、難しい場合もあるかと思います。

その場合は、その日のうちではなくてもなるべく早くテスト直しをするようにしましょう。

土日を有効活用する

平日は仕事や学校で忙しい方も多いでしょう。

しかし、土日であれば基本的には学校も仕事もありませんよね。土日は勉強時間を確保できる良いチャンスです。

また、しっかりとお子さんの勉強を見てあげたいと思っていても、なかなか平日は時間を取れないと思っている方は特に土日を有効活用するようにしてみましょう。

お子さんから見ればしっかりと見直したと思っている問題も、実は答えを見て満足していたということも少なくありません。

ですが、それでは知識の定着には繋がりませんよね。そのため、小さなミスや間違いなどを見逃さず、学んだことの定着につながる復習をさせるようにしましょう。

一週間のスケジュールを立てておく

一週間のスケジュールを立てておくことはとても大切です。とはいえ、そこまで細かく立てなくても大丈夫。

塾の時間や学校の時間は決まっているでしょうから、その時間以外の時間をどのように使うかを決めるようにしましょう。

中学受験を始めたばかりの頃は勉強習慣のないお子さんが多いかと思います。そのため、一週間の計画を立てておくことで、勉強習慣も身につき、勉強を進めやすくなるでしょう。

例えば、「1日目は教科書を◯ページ進める」や「問題集を◯番までとく」など、具体的に表しておくのも効果的です。

夫婦で協力する

共働き家庭では、平日こなすことのできない家事を土日に回すこともあるでしょう。しかし、土日の時間を使って家事をこなしているとお子さんをみる時間が減ってしまいますよね。

そこで、夫婦で役割を分けて、お子さんのサポートができる体制を整えていきましょう。また、オープンキャンパスなどが開かれる場合、平日に開催されることもあります。

その場合は早めにスケジュール調整をしておくことが重要です。

役割を分ける方法はいくつかありますが、例えばどちらかが主に勉強を見るのか、保護者会や面談などはどちらが参加するのかなど、大雑把にでも話し合いをしておくとスムーズです。

送迎の手間:自宅の近くである

共働き家庭では、お子さんの通塾の時間に帰ってこられない場合もあるのではないでしょうか。

学年が上がれば週に何日も通う必要も出てくるでしょう。ですが、小学生のお子さんを1人で遠い塾に行かせるのも不安だと思います。

そのため、できる限り家から近い塾を選ぶようにしましょう。家の近くに塾がない場合でも、電車やバスの乗り継ぎができる限り少ないところや駅などから近いとこを選ぶのがおすすめです。

また、夜遅く、1人で暗い道を歩いて帰ってくることもあるかと思います。その場合は街灯の多い道をお子さんと一緒に確認し、帰宅の際はその道を通るよう伝えるなどするようにしましょう。

サポート体制がしっかりしている

中学受験をするにあたって勉強面でのサポートはとても重要です。スケジュール管理や学習状況の管理など、お子さん1人では難しいことも多々あるでしょう。

そのため、それらのサポートを手厚く行なってくれる塾を探すようにしましょう。

スケジュール管理には、志望校合格までの長期的なものも含まれており、お子さんとの面談や成績状況を見て柔軟に変更することが可能です。

また、学習状況の管理については、定期的に行われる小テストや模試などの大きなテストで学習状況の把握ができ、弱点の洗い出しをすることでこれからの対策をすることもできます。

このようにサポート体制がしっかりしている塾であれば、お子さんのことを見る時間が取れないと感じていても安心して塾へ送り出すことができるでしょう。

自習室がある

自習室があるのも一つのポイントです。例えば仕事で残業になり帰りが遅くなってしまった場合など、自習室があれば1人で家にいなくて済み、先生や他の生徒がいるとこにお子さんにいてもらえるので安心ですよね。

また、家にいると漫画やテレビやゲームなど、誘惑が多く、勉強が手につかない、という場合もあるでしょう。

そんな時も自習室であれば誘惑されるものがないため集中して勉強に取り組むことができます。

そのほか、塾でできた友達などと約束して自ら自習室に行くようになると自発的な勉強習慣も身に付くため、自習室がある塾をえらぶことは重要です。

共働き家庭が中学受験をするメリット

何かと大変に思われがちな共働き家庭の中学受験ですが、悪いことばかりではありません。ここでは共働き家庭が中学受験をするメリットについて解説していきます。

子供の自立を促せる

中学受験とは、子供の自立かどこまでできているか、ともいえます。

保護者や先生などのフォローが入るとはいえ、あくまで自分自身の力で合格を勝ち取らなければなりません。また、そのためには当然ですが自学自習が必要になります。

共働きでは保護者はしっかりとお子さんを見てあげることは難しいですよね。特に平日は時間を取るのが難しいと思います。

しかし、見ていなくても1人で勉強ができるようになれば自立につながるでしょう。そのため、自立を促せる点において共働きでの中学受験はメリットだといえます。

勉強する習慣をつけられる

これは共働き家庭でもそうでなくても当てはまることではありますが、勉強する習慣を身につけられるのは中学受験の大きなメリットです。

小学生の多くは小学校で出された宿題をこなすだけでしっかりとした勉強習慣が身についている子は少ないでしょう。

しかし、中学受験を通して長い期間勉強していくことで自然と勉強習慣が身につきます。これは小学校を卒業して中学校に入学した後も役に立つでしょう。

中学受験をきっかけに、小学生のうちから勉強習慣を身につけておければ、小学校に比べて勉強する量が格段に増える中学生になっても柔軟に対応することができます。

共働き家庭が中学受験をするデメリット

共働き家庭の中学受験のメリットについて解説してきましたが、残念ながらデメリットもあります。メリットとデメリット、両方を加味して中学受験を始めるかの参考にしてみてください。

費用がかかる

中学受験をするとなるとほとんどの生徒は学習塾へ通うでしょう。特に共働き家庭であれば、家での自学自習よりも塾で学習してくれる方が安心ですし、合格率も格段に上がります。

そのため、お子さんを入塾させるご家庭は多いですが、授業の費用はもちろん、模試の費用や教科書の費用など多くの場面でお金がかかってきます。

また、国公立や都立中学への受験であれば受験料はそこまでかかりませんが、私立受験の受験料はかなり高額です。

さらに電車やバスで通塾する場合には交通費もかかってくるでしょう。これらのことから中学受験を行うには多くの費用がかかってしまいます。

勉強時間以外に当てられる時間が減る

学年が上がれば上がるほど、受験に向けた勉強時間が増えていきます。そのため、他の子どもたちが遊んでいるなかで受験勉強に時間を費やさないといけなくなってきます。

特に小学校6年生は卒業の年ですし、受験に合格すれば地元の中学校ではない学校に通うことになります。

離れ離れになる前に友達と遊んでおきたいと思う気持ちもあるなかで受験勉強をしなければならないのは苦痛に思うお子さんもいるでしょう。

また、小学校で習わないような難しい内容が中学受験の勉強内容に入ってくるため必然的に勉強に当てないといけなくなることから、勉強時間以外に当てられる時間が減ってしまうのです。

共働き家庭におすすめの塾は?

共働き家庭での中学受験をするときの塾の選び方のポイントについて先ほど解説しました。それを踏まえた上で、ここでは共働き家庭におすすめの塾を紹介します。

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーは、共働きのお母さんたちがよく共働きむきの塾だときく塾です。

宿題の量が多いことで有名ですが、宿題のチェックはしっかりと先生が見てくれます。ただしチェックは厳しく、しっかりとした学習をさせようという雰囲気になっています。

校舎数が多いため、一校舎の生徒人数はさほど多くなく、先生が一人一人に目を配ってくれるのが特徴です。

日能研

日能研は、通塾日数が他の塾よりも多くなっています。そのため、共働き家庭でもお子さんを家に1人にさせる時間が少なく安心できるでしょう。

また、日能研は小学生指導に特化しているため、小学生に適した対応が丁寧に行われています。

塾自体のレベルが高いため、かなりしっかりと勉強しなければなりませんが、難関校を目指すのであればとても良い環境と言えるでしょう。

四谷大塚

四谷大塚は予習を重視する塾となっています。1人での予習はきついと思うかもしれませんが、塾が行っている予習ナビによってお子さん1人での予習も容易になっています。

また、毎週の小テストに加え、5週間に一度組み分けテストが行われ、成績によってクラス分けがされるため、より上位のクラスに行きたいなら日々勉強していかなければなりません。

バイトの塾講師を雇う塾も多いですが、四谷大塚はバイト講師を雇っていないため、プロの講師による指導を受けることができます。

 

 

まとめ:

これまで、共働き家庭でも中学受験は可能なのかということについて解説してきました。
✔︎中学受験成功のポイント
✔︎共働き家庭の塾選びのポイント
✔︎中学受験のメリット・デメリットは?
✔︎おすすめの塾の紹介
共働き家庭でも中学受験は可能!各ポイントを踏まえつつ、お子さんに合った塾選びや環境を作ってあげてみてくださいね。

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