東北学院大学だと恥ずかしいですか？

2024年4月30日

東北学院大学に関するネット上の検索で「恥ずかしい」というキーワードを目にすることがありますが、この印象は実際のところどうなのでしょうか？

ここでは、偏差値、学生生活、地域社会での認識、そして就職実績など、具体的なデータをもとに、東北学院大学の真の姿を明らかにします。

この大学がどのように地元及び全国で評価されているか、その理由とともに探っていきましょう。

ポイント

東北学院大学の偏差値は地域内でトップクラスであり、全国的にも中程度であること。
地元社会において高い認知度とブランド力を持ち、教育の質が地域で評価されていること。
公務員や大手企業への就職に強く、多くの卒業生が安定したキャリアを築いていること。
学生間での学力の幅が広いが、教育支援が充実しており、学生一人ひとりの可能性を引き出す環境が整っていること。

東北学院大学だと恥ずかしいですか？

東北学院大学偏差値　概要

東北学院大学の偏差値は、学部によって異なりますが、一般的には42.5から47.5の範囲にあります。

東北地方のトップ私大です。地方のトップ私大はこのくらいの偏差値になることが多いです。

大規模総合大学だと地方の場合は少子化で

国立にぎりぎり落ちの生徒からギリギリで合格した生徒までいるのです。

そういった大学グループは「東西南北」と言われます。東北学院大学、西南学院大学、北海学園大学、南山大学という各地方のトップ私大のグループです。

地元では「頭いい」と見なされる‼　

東北学院大学は、東北地方で非常に認知度が高く、地域社会におけるブランド力も強い大学と言えます。

一方で、偏差値自体は全国的に見れば中程度ですが、東北地方においてはトップクラスの私立大学の一つとされています。

なぜなら、他の地域の有名私立大学と比べると国立を落ちた場合の選択肢が限られるため、地元の学生にとっては非常に魅力的な選択肢となるからです。

例えば、仙台市内の高校からの進学者が多く、地元企業や公共機関への就職に強いというメリットがあります。

そのため、学業だけでなく、地域社会との繋がりも強い大学と言えるでしょう。

下記は東北学院大学の出身高校のトップ10です。偏差値も60以上が多く、関東や関西だとMARCHや関関同立に受かりそうな生徒が多そうですね。

順位	高校名	偏差値	公立/私立	都道府県
1位	東北学院高等学校	63 – 67	私立	宮城県
2位	泉高等学校	58 – 62	公立	宮城県
3位	仙台南高等学校	62	公立	宮城県
4位	仙台育英学園高等学校	41 – 60	私立	宮城県
5位	東北学院榴ヶ岡高等学校	56 – 60	私立	宮城県
6位	仙台第三高等学校	67 – 68	公立	宮城県
7位	泉館山高等学校	64	公立	宮城県
8位	多賀城高等学校	57 – 58	公立	宮城県
9位	宮城第一高等学校	68	公立	宮城県
10位	仙台東高等学校	55 – 58	公立	宮城県

生徒の質が「ピンキリ」だという評価

東北学院大学は、学生の学力に幅があると言われています。

これは、地方の大学ではよく見られる現象で、学部や学科によって学力のバランスが異なるためです。

例えば、国立大学への進学を目指していたが、わずかに届かなかった生徒が選ぶことも多く、そうした生徒たちは一般的に高い学力を持っています。

このように、東北学院大学は多様な学生が集まる場所であり、それぞれが異なるバックグラウンドを持って学ぶことになります。

とはいえ、早稲田や法政などの大規模私立大学も同じようなことは昔から言われていましたが。

金持ちが多い？学費は？

金持ちが多いという一部の評判がありますが、東北学院大学には、経済的に裕福な家庭の生徒もいれば、一般家庭の生徒も多く在籍しているようです。

特に、附属高校からの進学生の中には、裕福な家庭の子供も見られますが、大学全体としては、様々な経済背景を持つ学生がいます。

学費については、他の私立大学と比較しても特別に高いわけではないです。下記から入学金の２７万円が次年度以降は減ります。

学部	学費
文系	1,309,500
工学部	1,727,500
教育学科など	1,443,500
情報学部	1,513,500

就職は強いほう‼

東北学院大学は、卒業生の就職支援に力を入れており、特に公務員、教員、大手企業への就職率が高いと評価されています。

大学のキャリアセンターは積極的に就職支援を行っており、学生一人一人の希望に合わせた就職活動のアドバイスや準備のサポートを提供しています。

これにより、多くの学生が公務員試験や教員採用試験、大企業の入社試験で成功を収めています。

このように、東北学院大学は約5割が東北地方で就職しますが地域内での就職に強いブランドを持っており、学生に安定した職業の道を提供しています。

実際下記のような就職先となっています。有名企業も多いですね。

東北電力株式会社、株式会社仙台銀行、日本生命保険相互会社、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社マイナビ、仙台市職員、宮城県職員、国立大学法人東北大学、宮城県教員（中学校、高校）、国税専門官、トヨタ自動車東日本株式会社、NTT東日本グループ、TDK株式会社。

「仙台」というゲームが存在する。
ルールはシンプルだ。
東北大学や東北学院大学を出て宅建資格を持ち、一流企業に就職すること。
ファッションYouTuberが紹介するユニクロやGUの服を着て、仙台駅を望む青葉区上杉学区のタワマンに住むこと。… https://t.co/IBdTodbs6e

— Uptown Girl🌹消費税廃止🙅‍♂️と財政出動💴で有効需要創出 (@sr_2fp) March 14, 2024

後悔するくらいなら関東の私大を目指すのもあり

東北学院大学での学びに対して一部の学生は後悔することがあるようです。

特に、もっと広い視野を求める学生は、関東地方の私立大学を選択することで、より多様な環境や広いネットワークを経験することができます。

関東の大学では、国際的なプログラムや企業との連携がより充実している場合が多く、グローバルなキャリアを目指す学生には適しているかもしれません。

このように、学生が将来の目標に合わせて大学を選ぶことは非常に重要で、自分の望むキャリアや生活を実現するために、地域を超えた選択も考慮に入れる価値があります。

東北学院大学は素晴らしい大学ではありますが、関東の大学を受験することも一考でしょう。

東北学院大学は恥ずかしい大学ではない。

東北学院大学は、地域内で認知度が高く、多くの卒業生が社会で活躍していることから、ブランド力を持っています。

この大学は、教育の質や学生サポートにも力を入れており、就職支援も充実しています。

特に、地方に根ざした強いコミュニティとアルムナイネットワークが学生に安心感を与え、自信を持って学問に励むことができます。

恥ずかしい大学ではなく、むしろ誇りに思える教育機関として、在学生や卒業生からも評価されています。

これからも学生一人ひとりが自らの可能性を信じ、積極的に挑戦することが大切です。

仙台市の東北学院大学にある「ラーハウザー記念礼拝堂」は1932年の建築。本館と同じJ.H.モーガンによる設計で、垂直性を強調した装飾的な外観やステンドグラスが見事でした！

礼拝堂正面の「大学院棟」は1953年の建築。かつて図書館だった建物で、戦後の建物ながら国の有形文化財に登録されています！ pic.twitter.com/kgIhdrxMUx

— 武田菱 (@takedabishi8) April 24, 2024