「日本大学だと恥ずかしい？」と感じる人もいるかもしれません。
過去の不祥事が報道され、世間の注目を集めたことが影響しているのでしょう。
しかし、そうした事件にもかかわらず、日本大学は依然として強力なブランド力を持ち、多くの分野で高い評価を受けています。
本記事では、不祥事が続く中でも侮れない日大ブランドの実力について詳しく解説します。
多くの卒業生が各業界で活躍し、強力なネットワークを築いている日本大学の真の姿を見ていきましょう。
ポイント
- 日本大学の偏差値は学部によって異なり、一律に低くないこと
- 過去の不祥事があっても大学のブランド力や評価は維持されていること
- 多くの卒業生が各業界で成功しており、強力なネットワークが存在すること
- 就職率が高く、大手企業や公務員への就職に強いこと
日本大学だと恥ずかしい？
日本大学が誰でも受かるは嘘：Fランでなく、偏差値はそれなりにある
日本大学が「誰でも受かる」と言われることがありますが、これは誤解です。
実際、日本大学の偏差値は学部によって異なり、一律に低いわけではありません。
例えば、医学部の偏差値は65.0と高く、受験の難易度も高いです。
一方で、工学部や生産工学部は偏差値が低めであるため、「誰でも受かる」とのイメージが生じやすいのです。
しかし、理系なので数学や理科のテストを受けなければなりません。
本当に誰でも受かるでしょうか？
logやらΣやらの問題を解かねばなりません。
それぞれの学部に特徴があり、入学の難易度も異なります。
法学部や文理学部の偏差値は47.5～57.5ほどあります。
また、商学部や経済学部も偏差値が47.5～50.0と中堅レベルであり、誰でも簡単に入れるわけではありません。
さらに、芸術学部や危機管理学部も人気があり、偏差値もそれなりに高いです。
このように、日本大学の偏差値は決して一律に低いわけではなく、学部ごとにしっかりとした基準があります。
そのため、受験生が日本大学を選ぶ際には、自分の希望する学部の入学難易度を理解し、適切な準備をすることが重要です。
ただし、地方にある国際関係学部や法学部の二部（夜間）などは偏差値が40～42.5と比較的に低めです。
度重なる不祥事で評判がガタ落ち？
日本大学は、過去にいくつかの不祥事が報じられ、評判がガタ落ちしたと言われています。
特に2018年のアメフト部タックル事件や、2021年の巨額背任事件は記憶に新しいでしょう。
これらの事件は大きく報道され、多くの人々にショックを与えました。
しかし、日本大学の評価は一部の不祥事によって完全に崩れることはありませんでした。
これは、多くの卒業生が各業界で活躍していることが背景にあります。
日本大学の卒業生は、官公庁や大手企業、さらには経営者としても多くの人材を輩出しています。
例えば、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長や、セブン&アイ・フードシステムズの小松雅美社長など、多くの企業トップが日本大学出身です。
さらに、日本大学の就職率も高く、特に大手企業への就職率も高いです。
これは、卒業生のネットワークが強力であり、後輩たちに有利な情報を提供し続けていることが一因です。
また、各学部ごとに整った教育環境があり、実践的な学びができることも魅力の一つです。
このように、不祥事があったとしても、日本大学のブランド力は依然として健在です。
学部ごとの教育水準や就職実績を見れば、日本大学が依然として魅力的な選択肢であることがわかります。
日本大学は就職に強い
日本大学は、就職に強い大学として知られています。
その理由は、まず卒業生の活躍が多方面にわたっていることです。
特に注目されるのは、社長数で国内1位を誇る点です。
繰り返しになりますがエイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長やセブン&アイ・フードシステムズの小松雅美社長など、数多くの企業トップが日本大学の卒業生です。
また、日本大学は公務員の輩出数でも1位です。
これは、大学が提供する実践的な教育と、強力なキャリアサポートの結果です。
公務員試験対策の充実したプログラムや、OB/OGのネットワークを活用した情報提供が、学生の成功を支えています。
さらに、日本大学は偏差値の割に就職が良いことで知られています。
有名企業400社への就職率ランキングでも、日東駒専の中でトップを誇ります。
このランキングは、各業界の大手企業にどれだけの卒業生が就職しているかを示しており、日本大学の強力な就職力を裏付けています。
このように、日本大学は就職に強い大学としての評価を確立しています。
学生は豊富なOB/OGネットワークや、充実したキャリアサポートを活用することで、希望するキャリアパスを実現することができるのです。
参考：主な就職先
- 日本政策投資銀行
- (株)みずほ銀行
- (株)三井住友銀行
- 三井住友信託銀行(株)
- (株)りそなホールディングス
- (株)ゆうちょ銀行
- (株)横浜銀行
- (株)千葉銀行
- 大和証券グループ
- 東海東京フィナンシャル・ホールディングス(株)
- 野村證券(株)
- みずほ証券(株)
- 三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券(株)
- 第一生命保険(株)
- 東京海上日動火災保険(株)
- 住友生命保険相互会社
- 三井住友海上火災保険(株)
- 三井ダイレクト損害保険(株)
- 明治安田生命保険相互会社
- 積水ハウス(株)
- 本田技研工業(株)
- 三菱自動車工業(株)
- 凸版印刷(株)
- ユニ・チャーム(株)
- 日産自動車(株)
- (株)キーエンス
- キユーピー(株) 総合職
- 東京エレクトロン(株)
- (株)サイバーエージェント
- (株)ＮＴＴデータ
- (株)ＮＴＴドコモ
- (株)カプコン
- (株)リクルート
- ソフトバンク(株)
長い歴史で多数の有名人を輩出
日本大学は、多くの有名人を輩出していることでも知られています。
特に芸術学部は、多数の著名なアーティストや芸能人を送り出しています。
例えば、『名探偵コナン』の作者である青山剛昌や、写真家の篠山紀信、女優の岡本玲などがその代表例です。
また、スポーツ界でも多くの日本大学出身者が活躍しています。
プロ野球選手やオリンピック選手、さらには総合格闘家など、さまざまな分野でトップレベルのアスリートを輩出しています。
これにより、日本大学はスポーツ分野でも高い評価を受けています。
さらに、日本大学出身のメディア関係者も多数存在します。
アナウンサーやジャーナリスト、映画監督など、多岐にわたる分野で日本大学の卒業生が活躍しています。
法学部新聞学科は、ジャーナリズムの教育においても定評があり、実際にメディアで活躍する多くの人材を育てています。
このように、日本大学は多彩な分野で活躍する有名人を数多く輩出しており、その影響力は広範囲にわたります。
卒業生の活躍は、日本大学のブランド力をさらに高める要因となっています。
参考：日大出身の有名人の一部
全て見たい方はこちら。
| 名前 | 職業 |
|---|---|
| テリー伊藤 | タレント、テレビプロデューサー |
| 田中良和 | グリー創業者 |
| 安部修仁 | 吉野家ホールディングス社長 |
| 瓦葺一利 | 松屋フーズ 代表取締役社長 |
| 内田理央 | 俳優 |
| 井上義行 | 参議院議員 |
| 三谷幸喜 | 劇作家 |
| 梶山静六 | 元法務大臣・元通商産業大臣・元自治大臣 |
| 桜塚やっくん（植田浩望） | お笑い芸人・俳優 |
| 三塚博 | 元外務大臣・元大蔵大臣・元通商産業大臣・元運輸大臣 |
| hitomi | 歌手 |
| 郷ひろみ | 歌手 |
| 森本レオ | 俳優 |
| 中井美穂 | アナウンサー |
| 天野ひろゆき | お笑い芸人（キャイ～ン） |
| 本仮屋ユイカ | 俳優 |
| 野坂英吾 | トレジャー・ファクトリー 代表取締役社長 |
| 後藤聖治 | セントラルスポーツ 代表取締役社長 |
| 村上尚登 | 東北銀行 取締役頭取［代表取締役］ |
| 小泉純也 | 元防衛庁長官 |
| 浜田幸一 | 元衆議院議員 |
| 藤水名子 | 小説家 |
評判や口コミ
日本大学の評判は、過去の不祥事により一時的に低下しましたが、それでもなお高い評価を受け続けています。
その理由の一つは、学問的な水準の高さと多様な学部の存在です。
法学部や経済学部、医学部など、多くの学部がしっかりとした教育を提供しており、学生たちは実務的なスキルや深い知識を身に付けています。
また、日本大学の評判を支えているのは、卒業生の活躍です。
各業界での日本大学出身者の多さが、大学の評価を高める一因となっています。
大手企業や公務員、さらには芸術やスポーツの分野でも、多くの卒業生が成功を収めています。これにより、大学自体の評価が高まっているのです。
さらに、日本大学は就職率の高さでも評価されています。多くの学生が希望する企業に就職し、キャリアを築いています。
これは、大学が提供するキャリアサポートの充実や、OB/OGネットワークの強さに起因しています。
これらの要素が組み合わさり、日本大学の評判は堅固なものとなっています。
大学で勉強したいと思いっている学生にはとても良い大学だと思います。
就職にもかなり強いので学部的にも良いと思う。口コミサイトより
名前はやはり有名なので就職には強いと感じる。先輩にも大企業に就職している人がいた。ただ昨今のニュースなどでのイメージが悪いのがこれからの就職に関して心配。
ネームバリューもあるので進路に関しては、そんなに不安要素はないかと思います。
学んだことを活かすために銀行などに就職した先輩がいっぱいいるらしいです
法律を真剣に学びたい人には十分な環境が揃っています。各科目に優れた先生がおり、自身が学びたいと思う限りたくさんのことを吸収することができます。
天下の日大というだけあって本人がちゃんとしていればまずこまることはない。と先輩が言っていた。
最近不祥事が多いですが、法学部は打って変わって良い学校です。
どんな人でも友人ができますし、学生の数が多いので、話が合う人が多いです。
先生方も法学部ながらユーモアのある先生が多く、授業を聞いていても飽きないと思います。
大学に入って不満を感じたことはないです。先生も面倒見がいい人が多い気がします。勉強をちゃんとしたいって思っている学生にとっても充実した学生生活にできると思います。
まとめ：日本大学はすごい 多数のOBにより築かれたものは多少の不祥事ではゆるがない
日本大学は、その規模と歴史の長さから、多くの卒業生が各分野で活躍しています。
これにより、日本大学は強固なブランド力を築いており、多少の不祥事では揺るがない存在となっています。
日本大学が提供する教育の質や、豊富なOB/OGネットワークは、多くの学生にとって魅力的なものです。
日本大学は、学部ごとの教育内容が充実しており、学生は専門的な知識とスキルを身に付けることができます。
例えば、法学部では実務に即した法律教育が行われ、経済学部では現実の経済問題に取り組む力が養われます。
これにより、卒業生は即戦力として社会で活躍できるのです。
さらに、日本大学の強力なOB/OGネットワークは、就職活動において大きな支えとなります。
多くの卒業生が大手企業や公務員として成功しており、後輩たちに有益な情報を提供しています。
このネットワークの存在が、日本大学の強みの一つです。
このように、日本大学は不祥事があってもその評判を大きく損なうことなく、強固なブランド力を維持しています。
これは、多くのOB/OGによって築かれたものであり、今後もその価値は変わらないでしょう。
日本大学は、学生にとって魅力的で、信頼できる教育機関であり続けるでしょう。
- 日本大学の偏差値は学部ごとに異なり、誰でも受かるわけではない
- 医学部の偏差値は65.0と高く、受験の難易度も高い
- 工学部や生産工学部は偏差値が低めである
- 法学部や文理学部の偏差値は47.5～57.5ほど
- 商学部や経済学部も中堅レベルの偏差値を持つ
- 芸術学部や危機管理学部も人気があり、偏差値もそれなりに高い
- 地方にある学部の偏差値は40～42.5と低め
- 過去の不祥事で一時的に評判が低下した
- アメフト部タックル事件や巨額背任事件が有名
- 不祥事があっても、日本大学のブランド力は健在
- 日本大学は多くの卒業生が各業界で活躍している
- 就職率が高く、大手企業への就職率も高い
- 卒業生のネットワークが強力で、キャリアサポートが充実している
- 日本大学は社長数で国内1位を誇る
- 公務員の輩出数でも1位
