早稲田大学本庄高等学院はお金持ちが多い？落ちこぼれてついていけない

2024年6月23日

早稲田大学本庄高等学院は、その高い学力と優れた教育環境で知られ、多くの生徒が早稲田大学に進学しています。

しかし、この名門校には「お金持ちが多い」というイメージや「ついていけない生徒がいる」という不安の声も聞かれます。

この記事では、実際の学費や在籍する生徒の家庭環境、学業のフォロー体制などを詳しく解説し、早稲田本庄高等学院の真実に迫ります。

高い偏差値と自由な校風を持つこの学校の魅力と現実を一緒に見ていきましょう。

ポイント

早稲田本庄高等学院には富裕層の生徒が多いが、一般家庭の生徒も多く在籍していること
学費や寮費が高額であるが、奨学金制度や分割払い制度が充実していること
高い学力が求められ、留年する生徒もいるが、サポート体制が整っていること
自由な校風でいじめが少なく、生徒がリスペクトし合う環境であること

早稲田本庄はお金持ちが多い？落ちこぼれてついていけない？

早稲田本庄の学費

早稲田大学本庄高等学院の学費は、年間で約100万円前後となります。

この費用には授業料、教育環境整備費、実験実習料などが含まれています。

具体的には、授業料が各学期342,000円から384,000円、教育環境整備費が年間114,000円、その他諸費用がかかります。

初年度は入学金が260,000円かかり、初年度の学費は合計で1,199,500円となります。

さらに新幹線通学をする生徒もいらっしゃいます。

これらの費用は確かに高額ですが、一般家庭でもなんとか支払えるレベルであります。

なぜなら、多くの家庭が計画的に教育資金を準備しているためです。

また、奨学金制度や分割払い制度も充実しており、経済的に困難な家庭でも利用できる支援があります。

これにより、早稲田大学本庄高等学院に通う生徒の多くが、一般家庭から来ています。

予備校代や塾代を考えると金額的にはもしかしたらそこまで変わらないかもしれませんね。

筆者の生徒にも早稲田本庄に進学した生徒がいますが、いずれも一般家庭でした。

下記のような声が多いですね。

Q:早稲田大学本庄高等学校を目指している中２です。そこで、質問なのですが、生徒はお金持ちばかりですか？

A：早大本庄に通う高1です。

そうですね…

どちらかというとたしかに恵まれている家庭の子どもである人が多いなとは感じます。

親が一流銀行(いわゆる、「メガバンク」です)のバンカーであったりはたまた親が海外で働いているという人もいます。

僕の家庭はとても裕福なんて言えない経済状況ですが、公庫から数百万ほど奨学金をお借りして何とか通わせてもらっています。

上記の通り家計が厳しいのでろくに友人と外出も出来ませんし、その他も我慢しなければいけないことだらけです(笑)

ですが家庭が恵まれていないからといって友人から差別をされたりなどは絶対ないので安心してください！　　　　　　　ヤフー知恵袋より

寮に入る人は寮の費用も

早稲田大学本庄高等学院の寮費は月額約10万円弱です。

この金額には個室使用料、共益費、食費などが含まれています。3年間の寮生活を送る場合、寮費は入寮費の12万円を含めて約370万円となります。

これに学費を加えると、3年間の費用が総額で約670万円程度が必要となります。

さらに、早稲田大学に進学した場合の大学の学費も考慮すると、トータルで1000万円を超えることになります。

早稲田本庄からは理工学部に進学する生徒も非常に多いです。

理系の場合は就職も良いのですが文系よりも学費が高く、さらに大学院に行く人も多くその場合はさらに高額となります。

これらの費用をすべて負担することはなかなかに大きな経済的負担です。

なので、早稲田大学本庄高等学院には、富裕層の生徒も少なくないと言われます。

口コミサイトなどを見ると、海外からの帰国子女も多く在籍しており、経済的に恵まれた家庭の子供たちも多いことがわかります。

しかし、一般家庭の生徒も多く在籍しており、経済的な多様性があるため、特別に気後れすることなく学校生活を送ることができるようです。

いじめの心配もほとんどありません。生徒たちは多様なバックグラウンドを持っており、互いの違いを尊重し合う文化が根付いています。

学校側もいじめ防止に力を入れており、安全で安心な学習環境を提供しています。

このため、経済的な心配があっても、早稲田大学本庄高等学院で充実した学生生活を送ることができるでしょう。

早稲田大学に99%が進学

出身に有名人にアンゴラ村長や市來玲奈など

早稲田大学本庄高等学院は、多くの有名人を輩出しています。

たとえば、お笑い芸人のアンゴラ村長、アナウンサーの市來玲奈、政治家の手塚仁雄などがその代表例です。

これらの卒業生はそれぞれの分野で活躍し、早稲田本庄の名を広めています。

アンゴラ村長は、お笑いコンビ「にゃんこスター」の一員として知られています。

早稲田本庄で培った学びと経験を生かし、芸能界で成功を収めています。

また、市來玲奈は、乃木坂メンバーを経て日本テレビのアナウンサーとして活躍しており、彼女の知識と教養が幅広い視聴者から高く評価されています。

さらに、政治家の手塚仁雄は、国会議員として国政に携わっています。

彼のような政治家を輩出することは、早稲田本庄が提供する教育の質の高さを示しています。

その他にも、多くの卒業生が各分野で優れた業績を上げており、早稲田本庄の教育環境が彼らの成功を支えていることがわかります。

このように、早稲田本庄は多彩な分野で活躍する人材を輩出しており、その教育の質の高さと幅広いキャリアパスを示しています。

新幹線で通学する生徒も。写真は本庄早稲田駅。

偏差値は75でトップですごい‼自然豊かな環境もすごい‼

早稲田大学本庄高等学院は、偏差値75という非常に高い学力レベルを誇ります。

この数値は、埼玉県内でもトップクラスであり、全国的にも非常に高い評価を受けています。

入学するためには高度な学力が求められ、学生たちは高い志を持ち、学業に励んでいます。

また、早稲田本庄は自然豊かな環境に恵まれています。

東京ドーム約15個分の広大なキャンパスは、四季折々の自然美が楽しめる場所となっています。

キャンパス内には豊かな緑が広がり、生徒たちは自然と触れ合いながら学ぶことができます。

このような環境は、学生たちの学習意欲を高め、リラックスした状態で勉強に集中できる要因となっています。

この自然環境は、学業だけでなく、心身の健康にも良い影響を与えます。

生徒たちは広大なキャンパスで自由に活動し、のびのびとした学校生活を送っています。

さらに、自然の中での活動を通じて、協調性やリーダーシップを育むこともできます。

このように、早稲田本庄は高い偏差値と恵まれた自然環境という両面で、生徒たちにとって非常に魅力的な学びの場を提供しています。

内部進学率は99%が早稲田大学に進学

早稲田大学本庄高等学院の内部進学率は非常に高く、99%の生徒が早稲田大学に進学します。

この高い進学率は、多くの生徒にとって大きな魅力となっています。

特に政治経済学部や理工学部といった上位学部に進学する生徒が多く、優秀な生徒たちが集まることから、学業成績の向上にもつながっています。

早稲田大学にみんな行ける。学部も結構選べる。　口コミサイトより

また、2022年春からは日本医科大学への指定校推薦制度も設けられました。

これにより、医学部への進学を希望する生徒にも新たな選択肢が広がり、多様な進路を考えることができます。

日本医科大学への推薦枠は、優秀な成績を収めた生徒に与えられ、医師を目指す生徒にとって大きなチャンスとなっています。

このように、早稲田本庄高等学院は、早稲田大学への高い進学率を誇り、上位学部への進学者も多いことから、生徒の将来のキャリア形成に大きな影響を与えています。

さらに、日本医科大学への推薦枠もあるため、多様な進路を選択できる点がこの学校の強みとなっています。

大学名	学部名	進学者数
大学名	政治経済学部	73
	法学部	44
	文化構想学部	22
	文学部	16
	教育学部	28
	商学部	35
	基幹理工学部	26
	創造理工学部	26
	先進理工学部	18
	社会科学部	20
	人間科学部	1
	スポーツ科学部	1
	国際教養学部	13
合計		323