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秋田県立大学はやばい?Fランでなく就職も強いが冬の寒さが⁉

秋田県立大学は、一部で“Fラン”というイメージを持たれがちですが、実は就職に強い大学として知られています。

秋田大学や岡山大学などの国立大学にひけをとりません。

しかし、その一方で厳しい冬の寒さや立地は、学生にとって大きな課題となっています。特に他県から来た方には。

この記事では、秋田県立大学について、Fランではない理由就職活動の強みそして冬の寒さ対策について詳しく解説していきます。

進路選択の一助になれば幸いです。

ポイント

  • 秋田県立大学がFランクではないこと
  • 秋田県立大学の入試の難易度と偏差値
  • 冬季の厳しい気候と立地の不便さ
  • 就職率の高さと公務員就職の多さ

目次

秋田県立大学はやばい?

秋田県立大学の偏差値:当たり前だがFランでは無い

秋田県立大学はシステム科学技術学部と生物資源科学部の2学部の理系の公立大学です。

偏差値は42.5〜47.5とされていますが、これは決してFランクの大学ではありません。

Fランとは偏差値が35より下偏差値がつかない大学を指すからです。

なので、Fラン大学の場合は偏差値表にBF(ボーダーフリー)と表示されます。

秋田県立大学は言うまでもなくFランではありません。

そもそも秋田県立大学は国公立で理系であるため、見た目の偏差値以上に入試の難易度は高いのです。

共通テストでは6教科8科目が必要です。

これに加えて、個別試験でも数学や理科の高度な知識が求められます。

国語、数学、理科、外国語、情報、社会科目を全てカバーしなければならないため、受験生にとっては多大な努力が必要です。

特に理科では物理が必須であり、他の科目も高度な内容が含まれています。

これにより、秋田県立大学の入試は見た目以上に厳しく、しっかりとした基礎学力と幅広い知識が求められます。

このように、秋田県立大学の入試は他の多くの国公立大学と同様に難易度が高く、真剣に取り組む必要があります。

私立文系と比べると秋田県立大学はMARCHの文系くらいの難易度になるでしょう。

私立理系と比べるとMARCH理系の少し下の四工大くらいの難易度になります。

入試科目の多さと内容の深さから見ても、合格を目指すには計画的な学習と高いモチベーションが不可欠です。

出身高校を見ても偏差値60前後の高校の子が多い

秋田県立大学の在校生の出身高校を見てみると、偏差値60前後の高校出身者が多いことがわかります。

これは、この大学の学力レベルが決して低くないことを示しています。

偏差値60前後の高校生は全国的に見ても上位層に位置しており、しっかりとした学力を持っています。

具体的には、秋田県内の進学校や全国の高校から多くの生徒が進学しています。

栃木県、静岡県、愛知県、埼玉県、大阪府など全国から学生が来ていますね。

これらの高校は大学進学に力を入れており、生徒たちも高い学力を持っているため、秋田県立大学への進学率も高いです。

また、偏差値60前後の高校出身者が多いことから、大学の授業も高度であり、しっかりとした学力が要求されることがうかがえます。

このように、秋田県立大学は出身高校の偏差値から見ても、一定以上の学力を持つ学生が集まっていることがわかります。

したがって、この大学を目指す受験生は、自分の学力をしっかりと把握し、入念な受験対策を行うことが重要です。

高い学力を持つ仲間と切磋琢磨することで、より高いレベルの学びが得られるでしょう。

参考:出身高校ランキング

順位 高校名 偏差値 都道府県
1位 本荘高等学校 59 秋田県
2位 秋田中央高等学校 61 秋田県
3位 秋田北高等学校 61 秋田県
4位 大曲高等学校 52-58 秋田県
5位 能代高等学校 58 秋田県

就職はいい

上記に上げたとおりに優秀な学生が多いので、秋田県立大学の就職状況は非常に良好です。

有名企業への就職率ランキングにおいては、秋田大学や岡山大学と同じ程度の実績を誇ります。

これは、大学が持つ強固な産学連携やキャリアサポートの結果といえます。

具体的には、有名企業や公務員に多くの卒業生が就職しており、毎年高い就職率を維持しています。

また、公務員としての就職も多く、地方自治体や国の機関で活躍する卒業生が多数います。

これは、大学が提供する公務員試験対策講座や個別指導が効果を上げている証です。

理系大学であるため、専門知識を活かした技術系公務員としての道も広がっています。

さらに、理系の学部を持つ秋田県立大学では、大学院進学者も多くいます。

旧帝大の大学院などでさらに高度な専門知識を習得し、研究職や専門職に進む学生も少なくありません。

こうした進学先の多様性も、秋田県立大学の魅力の一つです。

結論として、秋田県立大学は高い就職率と充実した進学サポートにより、学生のキャリア形成を強力に支援しています。

学費が国公立なので普通に安い

秋田県立大学の学費は国公立大学であるため、非常に経済的です。

具体的には、年間の授業料は約53万円で、私立大学の理系学部と比較しても相当に安いです。

私立の理系学部では、年間の学費が160万円を超えることも多く、秋田県立大学の学費の安さは大きな魅力です。

また、入学金も秋田県内出身者であれば約28万円、県外出身者でも約42万円となっており、私立大学と比較しても負担が少なくなります。

これにより、経済的な理由で進学を諦めることなく、質の高い教育を受けることができます。

さらに、秋田県立大学では奨学金制度も充実しており、学費の負担をさらに軽減することが可能です。

奨学金を活用することで、より多くの学生が安心して学業に専念できます。こうした経済的支援の充実も、秋田県立大学の大きな利点です。

総じて、秋田県立大学は国公立大学の中でも学費が安く、理系の高額な私立大学と比較しても大きな経済的メリットがあります。

このため、学費の面で進学先を検討する際には、秋田県立大学は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

口コミや評判:立地がやばいという声も

秋田県立大学の口コミを見てみると、立地に関する厳しい意見が多く見られます。

特に、冬季には車がないと非常に不便だという意見が多いです。

秋田県外から来た人には冬はきついと感じるのかもしれませんね。

大学は秋田市の中心部から離れた場所に位置しており、周囲には田んぼが広がる田舎です。

これにより、公共交通機関が少なく、自家用車が必須となります。

冬季には豪雪地帯特有の厳しい気候が影響し、積雪や路面凍結により車の運転が困難になることもあります。

このため、学生たちは雪道の運転技術を身に付ける必要があります。

また、バスなどの公共交通機関は少なく、特に夜間や休日には運行本数がさらに減少します。

一方で、静かな環境で学びたい学生にとっては、集中して勉強できる環境が整っています。

自然に囲まれたキャンパスは、学業に専念するには最適です。

しかし、都市部のような便利さや娯楽を求める学生には、不便に感じることが多いでしょう。

したがって、秋田県立大学を志望する際には、この立地条件を十分に考慮する必要があります。

大学の立地は最悪です。最寄り駅からは歩いて30分以上かかるのかな?

大学近くのアパートにすると、スーパーやコンビニが遠くなります。

スーパーやコンビニが近いところに住むと、大学が遠くなります。

特に冬は暴風雪になることが多いので、車がない人は地獄です。

市内も遊ぶところはほとんどない。例えばボウリング場は遠いし、映画館も無い。

車が生命線です。         口コミサイトより

学校周辺にキツい坂が多い。学校周辺の一人暮らしは、アパートにカメムシやコウモリが入ってくる。

また、田舎であるため生活していくのは大変である。

寮生は、約40分バスに乗って登下校する。寮の近くには何もない。

秋田駅の一人暮らしは、数少ない電車に15分ほど乗り、最寄り駅から20~30分のぼり坂を登って登校する。

電車はよく止まったり遅延する。

秋田キャンパスの立地が悪いです。

最寄り駅から遠く、急な坂を登らなければなりません。

また、学生寮からは車で40分かかります。

田舎のためアクセスはひどい。特に風が強いため自転車でもきつい時がある。

 

秋田県立大学の寮の評判:いくつかあるキャンパスまで非常に遠いという意見も

秋田県立大学の寮についての評判を調べると、いくつかの問題点が浮かび上がります。

特に、寮からキャンパスまでの距離が遠いという意見が多く見られます。

清新寮は大潟キャンパス内にありますが、他のキャンパスへの移動は非常に時間がかかります。

例えば、秋田キャンパスまで車で約40分、本荘キャンパスまでは約110分もかかります。

また、寮の周囲にはほとんど何もなく、生活に必要な施設や娯楽施設が少ないことも指摘されています。

特に車を持たない学生にとっては、日常生活の買い物や外食が大変になります。

自転車や徒歩で行ける範囲には、限られた数の店しかありません。

しかし、寮生活にはメリットもあります。

例えば、寮費に食事代が含まれており、平日には2食、週末には3食が提供されます。

これは、食事の準備に時間を取られずに勉学に集中できる点で大きな利点です。

また、全館個室であり、静かに勉強する環境が整っています。

総じて、秋田県立大学の寮生活は一長一短です。

キャンパスまでの距離や周囲の環境に不便を感じることもありますが、勉学に集中できる環境が整っている点では評価されています。

寮生活を選ぶ際には、これらの点を十分に考慮することが重要です。

楽しいという評判も多い

秋田県立大学の学生からは、楽しいという評判が多く聞かれます。

学生たちは学業だけでなく、サークル活動やイベントにも積極的に参加しています。

特に、秋田県特有の文化イベントや地域との交流活動が充実しており、学生生活を豊かにしています。

サークル活動では、スポーツ系から文化系まで幅広い選択肢があり、自分の興味に合った活動に参加できるのが魅力です。

また、大学祭や学内イベントも活気に満ちており、学生同士の交流の場として重要な役割を果たしています。

これらの活動を通じて、多くの学生が充実したキャンパスライフを送っています。

さらに、秋田県立大学の自然豊かな環境も学生にとって魅力の一つです。

広大なキャンパスと美しい自然に囲まれた環境は、リラックスした気分で勉強や研究に取り組むことができます。

これにより、学業とプライベートのバランスが取りやすく、充実した大学生活を送ることができるのです。

サークルの数は豊富だと思います。

学園祭も各々のサークルで出店をしたり、芸能人を呼んだりして楽しいです。

生物学を詳しく学ぶことができます。
また生徒の仲もよく、勉強に専念でき充実した生活を送れると思います。

大学で勉強したいと思っている学生にはとても良い学校だと思います。

自分が学びたかったことを学べていますので不満はありません。

楽しい。おもしろい先生が多い。先輩との関わりもあるため、よい。いろいろ学べる。本当に色々学ぶことができる。

入学して本当に良かった。とても楽しくていい学校です。友達がつくりやすくいいですよ

 

まとめ:秋田県立大学はすごい面もありやばい面もある

秋田県立大学は学ぶには非常に良い環境が整っています。

自然豊かなキャンパスと充実した施設は、学生が集中して学業に取り組むのに適しています。

また、少人数教育により、学生一人ひとりに対するサポートが手厚く、教員との距離も近いため、わからないことをすぐに質問できる環境が整っています。

一方で、東北地方特有の厳しい冬の気候には注意が必要です。

特に雪が多く、寒さも厳しいため、通学や生活に支障をきたすこともあります。

しかし、これを克服するための対策やサポートも大学側から提供されています。

車を利用する学生には駐車場が完備されており、公共交通機関もある程度整っています。

総じて、秋田県立大学は勉学に打ち込みたい人にとって最適な環境と言えます。

自然に囲まれた静かな環境で集中して学びたい学生にとって、この大学は理想的な選択肢となるでしょう。

東北の厳しい気候を考慮しつつも、学業を優先したい学生には大いにおすすめです。

  • 秋田県立大学はFランクではない
  • 理系の公立大学で偏差値は42.5〜47.5
  • 入試の難易度は高い
  • 共通テストでは6教科8科目が必要
  • 出身高校は偏差値60前後が多い
  • 就職率が非常に高い
  • 公務員としての就職も多い
  • 学費が安く、国公立のため経済的
  • 立地が悪く、車が必須
  • 冬季には車がないと非常に不便
  • 寮からキャンパスまでの距離が遠い
  • 自然豊かな環境で学業に集中できる
  • サークル活動やイベントが充実
  • 寮生活は食事が提供される
  • 高い学力を持つ学生が集まっている

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