鹿児島市にある私立男子校、ラサール高校。
その進学実績は全国的に見ても非常に高く、毎年多くの東大、京大、医学部などの難関大学へ合格者を輩出しています。
厳しい学習環境と規律正しい寮生活で知られるラサール高校は、まさに「勉強漬け」の毎日を送る生徒たちにとって、まさに「やばい」学校と言えるでしょう。
しかし、その厳しい環境を乗り越えた生徒たちは、高い学力だけでなく、強い精神力と社会で活躍するためのスキルを身につけることができます。
一体、ラサール高校はどのような学校なのか?
進学実績や授業内容、寮生活、費用など、様々な側面からその「半端なさ」を徹底解説していきます。
ポイント
・ラサール高校のリアルな声
・学費や寮費など。塾代要らずでかえって安いという声も
・ラサール高校の評判、口コミなど
・いじめ、落ちこぼれなどの不安点
ラサール高校がやばい‼半端ない‼
ラサール高校の進学実績がやばい
ラサール高校は、その進学実績で知られています。
特に医学部や東京大学への合格者数が多く、その実績は全国的に見ても非常に高いです。
過去には、東京大学への合格者数が100名を超えた年もありました。
しかし、最近のデータではその数が減少していることも事実です。
進学校が昔に比べて増えましたからね。
それでもなお、他の多くの学校と比較してもラサール高校の進学実績は突出しています。
現在でも、ラサール高校の生徒の多くが国公立大学や難関私立大学に進学しています。
具体例として、近年のデータでは、東京大学に37名、京都大学に7名、旧帝大や一橋大学、東京工業大学といった難関大学に46名が合格しています。
医学部には国立、私立合わせて100人以上が進学しています。
卒業生が220人なのですごい実績ですね‼
また、早稲田大学や慶應義塾大学といった有名私立大学への合格者も102名と多く、ラサール高校の進学指導が充実していることがうかがえます。
ラサール高校の進学実績が高い理由の一つは、その徹底した教育環境にあります。
毎週のテストや定期的な模擬試験を通じて、生徒たちの学力を常に把握し、必要に応じて補習や特別指導を行っています。
合格するまで追試だそうで追・追・追・追試みたいなケースもあるそうです。
また、寮生活を通じて自主学習の習慣を身につけさせることで、生徒たちは自ら学ぶ力を養っています。
これにより、学力の底上げが図られ、進学実績の向上に繋がっているのです。
授業の進みがやばい
ラサール高校はその授業の進みが速く、難易度が高いことで有名です。
特に進学校としての名を馳せているラサール高校は、生徒に対して高い学力を要求します。
そのため、授業のスピードは他の高校と比較しても非常に速く、一部の生徒にとっては「やばい」と感じることもあるでしょう。
具体的には、ラサール高校の授業は高校2年生の終わりまでに高校の全課程を終えることを目標としています。
その後は大学受験に向けた徹底的な対策が行われます。
週テストや模擬試験が頻繁に行われ、常に自分の学力を確認し、向上させる機会が提供されています。
このような厳しい環境で学ぶことで、生徒たちは早い段階から受験に対する意識を高め、自己管理能力を養っています。
また、ラサール高校の授業内容は高度であり、生徒たちには深い理解が求められます。
教員は東大や京大などの難関大学出身者が多く、授業の質も高いです。
そのため、理解度が浅いまま次の内容に進んでしまうと、後々苦労することになります。
このような環境は一部の生徒にとっては過酷に感じられるかもしれませんが、これがラサール高校の学力向上に大きく寄与しているのです。
ラサール高校で学ぶことは簡単ではありませんが、それだけに得られる成果も大きいです。
厳しい授業を乗り越えた生徒たちは、高い学力と自己管理能力を身につけ、将来の進学や社会での活躍に大きなアドバンテージを持つことができるのです。
余談ですが、中2で相対性理論を教えてもらうという在校生の声もあります。
賢い子が多いんですね。
ラサール高校は寮が有名
ラサール高校の寮は、日本の伝統的なある種のボーディングスクールの一つとして知られています。
6割の子が寮だそうです。下宿もあります。
多くの生徒がこの寮生活を通じて、学業だけでなく人間力も養っています。
ラサール高校の寮生活には厳しい規律がありますが、それが生徒たちの自立心や協調性を育む大きな要素となっています。
寮生活の一日は、早朝の起床から始まり、夜の義務自習までしっかりと時間が管理されています。
朝は5時に起床し、朝食を済ませた後は授業が始まります。
放課後は部活動に参加し、夕食後には3時間の義務自習が待っています。
この自習時間は、学習に集中するための重要な時間であり、寮監が見回りを行いながら生徒たちの学習状況を確認します。
このような規律正しい生活が、生徒たちの学力向上に寄与しています。
一方で、厳しい規律や集団生活に対して「やばい」と感じる生徒もいます。
特に、スマートフォンやゲーム機の使用が禁止されているため、現代の多くの学生にとっては不自由に感じることもあるでしょう。
受験監獄、監獄学園とも生徒から冗談で呼ばれています。
寮は非常にきれいだそうです。
また、寮生活の初期にはホームシックに悩む生徒も少なくありません。
しかし、この厳しい環境を乗り越えることで、生徒たちは強い自立心と協調性を身につけることができます。
ラサール高校の寮生活は決して楽ではありませんが、規律正しい生活を送ることで得られる成長は大きいです。
多くの卒業生が、この寮生活を通じて得た経験や友人を人生の財産と感じています。
したがって、厳しい環境に身を置くことで、自分自身を鍛えたいと考える生徒には最適な場所と言えるでしょう。
ラサール高校は金持ちばかり?寮の費用と学費と
ラサール高校に通う生徒の多くは、「お金持ちの家庭」と言われることがありますが、実際には様々な家庭の生徒が在籍しています。
ラサール高校の寮費と学費は確かに高額です。
まず、寮費は月額73,000円から75,000円で、入寮費が100,000円です。
学費は月額約62,000円で、年間の母の会費も1,500円かかります。
お金持ちの家庭が多いというのは事実です。
私立の医学部に50人ほど進学しますが私立の医学部の学費が払えるくらいのご家庭が多いわけです。
お医者さんの家が多いという在校生の声も聞きます。
医師の子息も多く高いレベルを目指す子が多いので学力も高い。口コミサイトより
しかし、普通の家庭も少なくありません。
ラサール高校の特色の一つは、多くの生徒が寮生活や下宿生活を送りながら勉強に励んでいる点です。
寮生活は費用がかかりますが、逆に言えば塾や予備校に通う必要がないため、トータルで見れば経済的だという意見もあります。
特に、都会の進学校では塾代が家計に大きな負担をかけることが多いですが、ラサール高校では学校内での学習環境が整っているため、外部の塾に依存する必要がありません。
また、ラサール高校は奨学金制度も整備しており、経済的に困難な家庭の生徒にも学びの機会を提供しています。
これにより、学費や寮費が負担になっても、学びたいという意欲のある生徒を支援しています。
結論として、ラサール高校にはお金持ちの家庭の生徒もいますが、普通の家庭の生徒も多く在籍しています。
寮の費用や学費は高いものの、塾代を考慮すると経済的という意見もあるため、経済的な負担を考えながらも質の高い教育を受けたい家庭にとって魅力的な選択肢となっています。
落ちこぼれると「しんどい」という声も
ラサール高校は、日本有数の進学校として知られており、多くの生徒が高い学力と競争心を持っています。
しかし、その一方で、成績が伸び悩む生徒にとっては非常に厳しい環境となることもあります。
特に、周囲の高いレベルについていけない場合、精神的なプレッシャーが大きくなりがちです。
一つの理由として、ラサール高校では進度が非常に速く、授業の内容も高度であることが挙げられます。
授業のスピードについていけない生徒は、次第に遅れを取ってしまい、自信を失うことがあります。
また、週テストや模擬試験などが頻繁に行われ、その結果がすぐにフィードバックされるため、成績が思わしくない場合にはさらなるストレスがかかります。
例えば、ある卒業生の声では、「高1の時点で授業の進度についていけず、補習や追試を繰り返す日々が続いた」と語っています。
このような状況では、学習意欲を維持することが難しくなり、最終的には学校生活全般に対するモチベーションが低下してしまうことがあります。
このような背景から、ラサール高校で「落ちこぼれるとしんどい」という声が出てくるのは無理もありません。
しかし、学校側もサポート体制を整えており、補習や個別指導を通じて遅れを取り戻すための支援を行っています。
したがって、厳しい環境の中で自分自身を鍛えたいと考える生徒にとっては、やりがいのある学校と言えるでしょう。
寮でいじめとかある?いじめは無いという声が多い
ラサール高校の寮生活では、「いじめは無い」という声が多く聞かれます。
いじめをするようなバカはいないのでいじめはないと思う。 口コミサイトより
まじめで頭のいい人が多いです。
なのでいじめやいやがらせはありません。
多くの生徒が共同生活を通じて友情を深め、互いに助け合いながら過ごしています。
寮内では規律正しい生活が求められ、学業に集中するための環境が整えられています。
そのため、いじめが発生しにくい環境が構築されているのです。
一般的に偏差値が高い学校はいじめが少ない傾向がありますね。
しかし、人間関係のトラブルが全く無いわけではありません。
例えば、生活習慣の違いや価値観の相違からくる摩擦は避けられないこともあります。
特に、寮生活の初期段階では、ホームシックやストレスからくる対人関係の問題が発生することがあります。
これに対して、寮の舎監やカウンセラーがサポートにあたり、生徒が安心して過ごせるよう努めています。
具体的な例として、中学寮での生活では先輩後輩の関係が非常に密接であり、新入生が先輩に対して敬意を払うことが求められます。
この関係がうまくいかない場合、一時的に人間関係がぎくしゃくすることがあります。
しかし、これらの問題は多くの場合、話し合いや時間の経過とともに解決されます。
総じて、ラサール高校の寮では、いじめが少ないとされるものの、完全にトラブルが無いわけではありません。
しかし、学校側のサポート体制がしっかりしているため、問題が発生した際には迅速に対応されます。
このような環境で過ごすことで、生徒たちは協調性や忍耐力を養い、将来に役立つ貴重な経験を積むことができます。
かなり愛校心が強い子も多く、ラサールが好きという在学生や卒業生も多いようです。
多くの有名人を輩出:在校生にはイケメンが多いという声も
ラサール高校は数多くの有名人を輩出していることでも知られています。
芸能界やビジネス界で活躍する多くの卒業生がいるため、学校のブランド力も高いと言えます。
特に芸能界では、ラサール石井さんをはじめ、多くの著名人がラサール高校出身です。
また、在校生や卒業生にはイケメンが多いという声も少なくありません。
高い知性と容姿の良さが両立している生徒が多く、周囲からの評価も高いです。
学校行事や文化祭などでは、ラサール高校の生徒たちがその魅力を存分に発揮する場面が多く見られます。
例えば、文化祭では模擬店やステージ発表が行われ、多くの来場者が訪れます。
そこで活躍する生徒たちは、そのパフォーマンスや企画力だけでなく、そのルックスでも注目を集めます。
こうしたイベントを通じて、ラサール高校の生徒たちは外部の人々にもその魅力を伝えています。
このように、ラサール高校は有名人を多く輩出し、イケメンが多いという声もある学校です。
知性と容姿の両方を兼ね備えた生徒たちが集まり、学校生活を楽しんでいる様子が伺えます。
そのためかかなりの漢を輩出していますね。
下記は有名人の一部です。
全て見たい方はこちら。
氏名 | 職業 |
---|---|
伊藤祐一郎 | 鹿児島県知事 |
永瀬昭幸 | 東進ハイスクール創業者 |
青柳俊彦 | JR九州 代表取締役社長 |
東和浩 | りそなホールディングス代表執行役社長 |
山口祥義 | 佐賀県知事 |
城島光力 | 元財務大臣・元法務大臣 |
中山成彬 | 元国土交通大臣・元文部科学大臣 |
柳弘之 | ヤマハ発動機 代表取締役社長 |
上田良一 | 第22代日本放送協会 会長 |
吉田宏 | 福岡県福岡市長 |
まとめ:ラサール高校はやばい⁉いろいろな面で半端ない学校‼
ラサール高校は、厳しい学習環境と規律ある寮生活を提供することで知られています。
多くの生徒がここで高い学力を身につけ、難関大学への進学を果たしています。
しかし、それ以上に重要なのは、人間力の向上です。
共同生活や多様な経験を通じて、生徒たちは協調性や自立心、リーダーシップを養っています。
一方で、ラサール高校の厳しい環境はすべての生徒にとって適しているわけではありません。
進度の速い授業や規律ある生活に適応できない場合、ストレスを感じることもあります。
そのため、進学先を決める際には、自分自身の適性や希望をしっかりと考えることが重要です。
まずは学校見学や説明会に参加し、実際の雰囲気を肌で感じることをおすすめします。
また、在校生や卒業生の話を聞くことで、具体的なイメージをつかむことができます。
これらの情報を基に、自分にとって最適な進路を見極めることが大切です。
ラサール高校は、学力だけでなく人間力も鍛えられる素晴らしい学校です。
しかし、進路選びは一生を左右する重要な決断ですので、十分に考え、情報を収集した上で決めるようにしましょう。
最後にここまでをまとめますね。
進学実績
- 東京大学、京都大学、旧帝大などの難関大学へ毎年多数合格
- 医学部へ100人以上進学
- 早慶上理への合格者も100名以上
授業
- 進度が速く、難易度が高い
- 高校2年生までに高校全課程を終える
- 毎週テストや模擬試験で学力確認
- 理解度が浅いまま進むと後々苦労
寮生活
- 6割の子が寮生活
- 厳しい規律で自立心と協調性を養う
- 早朝起床、夜遅くまでの学習時間
- スマホやゲーム機の使用禁止
- いじめは少ない
その他
- 費用は高額
- 落ちこぼれると厳しい
- 有名人やイケメンが多い
- ストレスを感じる生徒もいる
- 厳しい環境を乗り越えれば大きく成長できる