MENU

国立大学にFランク大学はあるか?行く価値の無い国公立大学はある?

国公立大学でFラン大学ってありますか? 教えて!gooより

Fランク大学というのはよく言われる言葉です。

しかし、定義はいくつかあり曖昧な言葉です。

そこで今回の記事ではFランク大学の定義と国公立大学がそれにあてはまるかについて解説しました。

結論から言うと、国公立大学にFランはありません。

そのことについて詳しく説明しています。

進路選択の一助になれば幸いです。

ポイント

・Fラン大学の定義とは?

・国公立大学がFランにあてはまらない理由

・国公立大学に行く価値の無い大学が無い理由

目次

国立大学にFランク大学はあるか?

Fランク大学の定義

Fランク大学の定義は一貫して明確ではありませんが、大きく分けて三つの基準があります。

まず一つ目は、偏差値が「ボーダーフリー(BF)」とされる大学を指す場合です。

これは入試の際に偏差値の下限がなく、ほぼ誰でも入学できることを意味します。

この場合は大学の偏差値を調べるとBFと出ます。

普通は偏差値58みたいに出るのですが、BFと出ることがあるのです。

これが河合塾が言い出した本来のFランク大学の定義です。

ただ、ある学部がBFでも他の学部は偏差値50などということはよくあります。

例えば音楽学部などは人気が無いことも多く偏差値がBFと出たりします。

その場合はFランク「大学」なのかは議論が分かれるところです。

偏差値が50の学部までFランク大学扱いなのはかわいそうな気もしますが。

二つ目の基準は、偏差値が35~40あたりの大学を指す場合です。

これは入試の難易度が非常に低いことを示します。

本来のFランク大学とは違う使い方ですが、

単に偏差値が低い大学・学部をFランク大学と言う人がいます。

ネット上のスラングや煽りに近い使い方だと思います。

三つ目の基準は、MARCH未満の大学を指す場合です。

MARCHとは、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の略で、これらの大学よりも偏差値が低い大学を指します。

これはネット上の猛者がたまに匿名で言っていることですが、

実社会で到底受け入れられない基準でしょう。

さて、一つ目の定義に基づくと、国公立大学にはFランク大学は存在しません。

国公立大学は一般的に偏差値が一定以上であり、入学試験の競争率も高いため、ボーダーフリーには該当しないからです。

国立大学の偏差値を調べて「BF」と出てくることはありません。

私立大学だとそういうことがたくさんありますが。

したがって、この基準ではFランク大学と見なされる国公立大学はありません。

Fランク大学「相当」

さて二つ目や三つ目の定義に基づくと、一部の国立大学はFランク相当と見なされる場合があります。

偏差値が35近辺である大学や、MARCH未満の偏差値の大学が該当します。

例えば、北見工業大学や室蘭工業大学などが挙げられます。

ただし、これらの大学がFランク大学相当と呼ばれることには批判もあります。

まず、理系の偏差値は低めに出ます。

文系よりも理系の受験母集団のほうが学力が高いためです。

なので、偏差値に+5~10をするのが妥当だと言われています。

また、国公立大学は科目が多いために偏差値を+5~10するのが妥当だと言われます。

北見工業大学は偏差値35ですが、45~55あたりが妥当だと思われます。

この基準でいくと2つ目の基準の「Fランク相当」という批判からもほぼ全ての国立大学が免れるでしょう。

厳密に国立大学や理系学部の偏差値にどれだけ加点をするかは人により意見が分かれます。

とはいえ、私立文系で偏差値35の大学と国立理系で偏差値35の大学のレベルが同じだとは誰も思わないでしょう。

行く価値のない大学は国公立であるか?

行く価値のない大学が国公立に存在するかという疑問について、答えは「無い」と言えます。

なぜなら、国公立大学は地域社会において高い評価を受けており、たとえ偏差値が低くても、その価値は大いに認められています。

国公立大学の卒業生は地域社会や地元企業において高く評価されており、確実に大卒としての仕事に就職できる可能性が高いです。

地域の公務員や地元のリーダー的企業に就職する卒業生も多く、学問の質や実績が認められています。

これにより、国公立大学を選ぶことは就職の面でも有利であり、行く価値が十分にあると言えます。

偏差値だけで大学の価値を判断するのではなく、多角的な視点から評価することが重要です。

さて、3つ目の定義の検討です。

「MARCH未満の大学をFラン」とした場合にFランの国立大学であるか?というものです。

結論から言うと「無い」です。

というのも、基本的に国立大学は地元で最高の大学です。

なので、偏差値が低くても、公務員や教員、地元の優良企業に就職が出来ます。

国立大学は地元ではMARCH以上の評価になるのです。

そういう意味でどの国立大学もMARCH未満だと言い切ることは難しいのです。

どの定義でも国立大学にFランク大学は無いと言えます。

Fランク大学とは「誰でも入れる」という意味合いが強いですが、

国公立大学は僻地の大学でも全国から生徒が集まります。

国公立信仰が強い高校が多いためです。

また、学費も下宿費用も安いために、

親や先生もMARCHで下宿よりは地方国公立で下宿を推奨します。

国公立大学は大学の偏差値が低くても、出身高校を見ると高校の偏差値が高いことが多いのです。

国公立大学でFランク大学は今後も出てこないでしょう。

結論:国公立大学ならば偏差値が低くても恥ずかしいことはない

国公立大学の偏差値が低くても、恥ずかしいことではありません。

特に理系の場合、大学院に進学する可能性が高く、他大学の大学院に進むことで学歴の逆転も可能です。

大学院での研究や学びにより、更に専門性を高めることができ、キャリアの選択肢も広がります。

また、文系の学生においても、県庁や教員などの公務員、あるいは銀行や地元のリーダー的企業に就職するケースが多く見られます。

これにより、地域社会に貢献し、安定した職業に就くことができるのです。

国公立大学の卒業生は、その地域においてリーダーシップを発揮し、高い評価を受けることが多いです。

偏差値が低いことを理由に恥じる必要はなく、むしろ地域や社会に対する貢献度や、個々の努力と実績が重要であると言えます。

大学での学びを通じて、自分自身の価値を高めることが大切です。

逆に国公立大学のランク分けでどのランクから高学歴と言われるか?

国公立大学のランク分けで、どのランクから高学歴と見なされるかについて、多くの人が注目しています。

一般的には、Cランクの大学、特に「金岡千広」と呼ばれる金沢大学、岡山大学、千葉大学、広島大学などの大学からが確実に高学歴と見なされます。

河合塾と駿ベネの両判定による正しい国立大のランキング
https://web.archive.org/web/20221127005736/http: …

Aクラス 東京一工
東京、京都、一橋、東京外国語、東京工業

Bクラス 旧帝 及び いわゆるTOKYO(筑波 お茶大 神戸 横国 大阪公立)
東京医科歯科、大阪、東北、滋賀医科、神戸、お茶の水女子、九州、名古屋、横浜国立、筑波、北海道

Cクラス 金岡千広・農繊名電 いわゆるTOCKY(都立 岡山 千葉 金沢 横浜市立)
東京農工、旭川医科、千葉、東京海洋、京都工芸繊維、名古屋工業、広島、電気通信、金沢、岡山、奈良女子、東京学芸、埼玉

Dクラス 5S
熊本、信州、大阪教育、三重、岐阜、京都教育、新潟、静岡、滋賀、九州工業、帯広畜産、小樽商科

Eクラス
香川、和歌山、鹿屋体育、東京藝術、長崎、山梨、愛知教育、山口、奈良教育、茨城、富山、群馬、宇都宮、福井、徳島

Fクラス
鳥取、豊橋技術科学、宮城教育、鹿児島、高知、愛媛、弘前、岩手、山形

Gクラス
島根、大分、佐賀、福島、長岡技術科学、兵庫教育、宮崎、秋田、鳴門教育、福岡教育、上越教育、琉球、北海道教育

Hクラス
室蘭工業、北見工業、筑波技術

Cランクの大学は偏差値が高く、入学の競争率も非常に厳しいため、入学できること自体が優れた学力を証明するものです。

また、学術的な評価や研究実績も高く、卒業生は社会においてリーダーシップを発揮することが多いです。

就職先も多岐にわたり、大手企業や公務員、研究職などに進む卒業生が多く、社会的な信頼も厚いです。

つまり、Cランクの金岡千広あたりからは高学歴と自信を持って言える範囲であり、多くの人が目指すべき目標となる大学群と言えるでしょう。

まとめ:国立大学にFランは無い

国公立大学にFランは存在しません。

これは、多くの国公立大学が一定の偏差値を維持しており、入学試験の競争も厳しいためです。

たとえ偏差値が低めの大学であっても、その大学が地域に与える影響や評価は非常に高いです。

国公立大学の卒業生は、地域社会においてリーダー的な扱いを受けることが多く、地元企業や公務員として活躍することが期待されています。

地域貢献や地元の発展に寄与する存在として、国公立大学の価値は偏差値だけでは測れないのです。

結論として、国公立大学は地域社会において高い評価を受けており、Fランク大学と呼ばれることはありません。

卒業生はその地域でリーダーシップを発揮し、社会的にも高く評価される存在です。

どの道を進むにしても誇りを持って頑張りましょう。

最後にまとめますね。

国公立大学にFランク大学は存在しない!

1. 国公立大学にFランクはない

  • 偏差値は一定以上で、入学難易度も高い。
  • 地域社会から高い評価を受けている。

2. 偏差値が低い国立大学もある

  • 偏差値35~40程度の大学もあるが、理系や科目数が多い点を考慮する必要がある。
  • 地域貢献や地元の発展に期待される存在である。

3. Fランク大学の定義は曖昧

  • 明確な定義はなく、偏差値以外にも様々な要素を考慮する必要がある。
  • 一概に偏差値だけで判断することは適切ではない。

4. 国公立大学は地域社会のリーダー

  • 卒業生は地域社会で活躍することが多く、リーダーシップを発揮している。
  • 地域の発展に貢献する存在である。

5. 高学歴と見なされる国立大学

  • Cランク以上の大学は、高学歴と見なされることが多い。
  • 特に「金岡千広」と呼ばれる大学は、偏差値が高く、入学難易度も高い。

6. 国公立大学は誇れる存在

  • 偏差値が低くても、地域社会に貢献し、地元の発展に期待される存在である。
  • どの道に進んでも誇りを持って頑張ることができる。

7. 自身の価値を高めることが大切

  • 大学での学びを通じて、自分自身の価値を高めることが大切である。
  • 主体的に学び、成長していくことが重要である。

    8. 自分に合った大学を見つけよう

    • 偏差値だけにこだわらず、様々な要素を考慮して、自分に合った大学を見つけることが大切である。
    • 大学進学後の目標やキャリアプランも視野に入れて検討しよう。

    9. 未来の可能性を広げる

    • 国公立大学で学ぶことは、将来の可能性を広げ、豊かな人生を送るための基盤となる。
    • どの道に進んでも積極的に学び、成長していこう。

    この記事を読んでいる人はこちらの記事も読んでいます

    準難関国立大学の5S大学は上位何パーセントか

    北九州市立大学だと恥ずかしい?それともすごい?

    広島大学で比較的入りやすい、偏差値が低い学部はある?

    一橋大学のすごさ:偏差値は東大に並ぶレベル

    偏差値が低いけど就職が強いいい大学:関東編の穴場大学9選

    関西で偏差値が低いけどいい大学7選:就職に強い穴場の大学を厳選

     

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    目次