兵庫県立大学。
知名度は若干低いですが難関大学です。
大阪公立大などと似たような立ち位置でしょうか。
そんな兵庫県立大学ですが、
兵庫県が学費無償化を打ち出し注目度が急上昇中です。
ネットだと「やばい」と言われたりしますが、
何がやばいのでしょうか?
そのあたりを徹底解説しました。
進路選択の一助になれば幸いです。
ポイント
- 兵庫県立大学の偏差値とそれが国公立大学の中でどの位置にあるか
- 学費の無償化政策がどのように学生の負担を軽減し、偏差値の向上に寄与するか
- 兵庫県立大学の就職実績とそれが関西の他大学とどのように比較されるか
- キャンパスの立地がどれほど不便であるかとその学生生活に与える影響
兵庫県立大学は学費無償化で偏差値がやばい⁉
兵庫県立大学の偏差値:同じレベルの国公立大学は金岡千広や東京都立大学でFランではもちろん無い
兵庫県立大学の偏差値は、文系および理系の学部によって異なりますが、50~57.5と全体としては中堅クラスの国公立大学に位置づけられます。
これは例えば、文系の場合、金沢大学や熊本大学と同等レベルです。
これらの大学は、文系学部において広範囲の学問分野をカバーしており、学生に多様な選択肢を提供しています。
一方で、理系に関しては、富山大学や熊本大学、山口大学、佐賀大学といった他の国公立大学と同じレベルです。
これらの大学は、自然科学や工学の分野で知られ、それぞれが地域社会や産業界とも密接な関係を持っています。
また、岡山大学や東京都立大学、静岡大学、千葉大学も兵庫県立大学と同じ偏差値ですが多様な学部を持つ総合大学であり、広範な学問領域を提供しています。
これにより、これらの大学は多くの高校生にとって魅力的な選択肢となっています。
こうした大学の存在は、学生が自身の興味やキャリア目標に応じて最適な教育環境を選ぶための基盤を形成しています。
兵庫県立大学はやばい⁉学費の無償化でより偏差値が上がりそう
兵庫県立大学の教育政策における大きな話題の一つが、学費の無償化です。
この政策は、兵庫県内に住む学生の入学金及び授業料を無償化するもので、特に経済的な理由から高等教育を受けられない可能性がある学生に対する大きな支援となっています。
無償化の導入は、学生の負担を大幅に軽減し、より多くの若者が高等教育を受ける機会を持つことができるようにするためのものです。
これにより、より多くの優秀な学生が兵庫県立大学を選ぶ可能性があり、結果として学生層の質が向上し、偏差値が上昇するでしょう。
関関同立に行くか兵庫県立大学に行くかという議論がありましたが、今後は兵庫県立大学一択なのではないかと。
就職が悪い?学歴フィルターにかかる?
兵庫県立大学の就職状況については、一部で就職が悪いとの声もありますが、実際には多くの卒業生が有名企業に就職しています。
学歴フィルターに関しては、一部の超一流企業において影響を受けることも否めません。
しかしながら、兵庫県立大学は多くの有名企業の就職率ランキングでしっかりとランクインしており、学生の能力と準備次第で高い就職実績を誇っています。
ただ、関西地方の他の一流私立大学群である「関関同立」と比較すると、有名企業就職率の面では若干見劣りすることがあります。
関関同立は、商学や法学などの伝統的に就職に強い学部が多く、OBが多いために大手企業との太いパイプを持っています。
一方、兵庫県立大学の就職を見ると公務員志向だったり大学院志向だったりします。
国公立大学なので理系の学生が多く6割~7割前後の学生が大学院に進学します。
なお、就職活動においては、大学のキャリア支援の質やインターンシップの機会なども重要な要素となります。
兵庫県立大学では、これらの支援を積極的に行っており、学生が自己成長を図りながら良好な就職を果たせる環境を整えています。
兵庫県立大学はやばい⁉立地が非常に不便という声
兵庫県立大学のキャンパスについては、立地が不便であるという指摘が多く見られます。
特に理系のキャンパスは、主要な都市部から離れた場所に位置しており、通学に時間がかかることが学生からの不満の一つとなっています。
田舎に位置するため、周辺のインフラやアメニティも限られており、学生生活において不便を感じることも少なくありません。
最寄駅からバスで30分かかり、行き帰り共に長蛇の列に並ぶ必要があるのが難点です。
周囲も飲食店などがあまりなく大学で遊びたいという人にはあまり向いていないと思います。 口コミサイトより
姫路駅からバスに乗らないといけない。特に工学キャンパスはバス停から30分かかるし、朝はバス停に長蛇の列が出来ている。
工学キャンパスの周りはコンビニ等も近くにないため、空きコマができても時間を潰せる場所がない。
立地に関しては学部ごとにキャンパスが分かれているために学部によります。
「便利だ」「立地には満足」という声もあります。
オープンキャンパスなどで確認をしましょう‼
ただし、兵庫県立大学の学生生活に関する一面として、サークル活動については比較的肯定的な評価が見られます。
学生たちは多様なサークル活動に積極的に参加しており、スポーツ、文化、学術などの幅広い分野で活動しています。
サークル活動は学生たちの社会性や協調性を育む大切な場であり、キャンパスが田舎にあることのデメリットを補う形で、充実した学生生活を送る手助けとなっています。
サークルがヤバいという声は聞かれませんでした。
このように、立地の不便さには目を向けがちですが、学内の活動を通じて、学生たちは意羅的に自己実現を図っているのです。
昨日はコンマスの誕生日でした🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉 pic.twitter.com/nrCgyydLN2
— 兵庫県立大学ストリングオーケストラ部 (@SutookeHyogo) April 23, 2024
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兵庫県立大学だと恥ずかしい?
兵庫県立大学は京大、阪大、神戸大に落ちた受験生が受験する大学として知られています。
兵庫県立大学は難関大学なのですが関関同立よりは知名度が低かったりします。
そのために一部の学生は「恥ずかしい」と思うことがあるようです。
特に理系の学生に多いですね。
しかし、理系の学部では、優秀な学生がしばしば国内外の有名大学院へ進学し、高度な研究を続けています。
なので、最終学歴はそちらになるので「恥ずかしい」と思う必要はありません。
さらに、文系の学部においても、学費の無償化政策が導入されれば、より多くの学生がアクセス可能になり、結果として大学全体の偏差値や知名度が向上することが期待されます。
今でも十分に難関ですが今後はさらに難関になるでしょう。
兵庫県立大学は、高学歴で難関とされる大学の一つです。そのため、在籍する学生や卒業生は、自らの学び舎に誇りを持つべきです。
大学としての偏差値や社会的な評価は一面的なものに過ぎず、学生一人一人の努力や成果が集まって、大学の真価が問われます。
教育の質、研究の成果、そして学生の活動において、兵庫県立大学は多くの成功例を誇ります。これらの側面から見れば、学内外での評価はさらに上昇する可能性が高いです。
まとめ:兵庫県立大学はやばい‼今後に注目すべき大学
兵庫県立大学は、近年ますます注目されています。
特に学費の無償化は、多くの高校生にとって大きな魅力となっており、その結果、より競争が激しく、難関の大学になることが予想されます。
無償化によって、経済的な理由で高等教育を諦めがちな学生も兵庫県立大学へのアクセスが容易になり、多様なバックグラウンドを持つ優秀な学生が集まることで、学内の学術レベルも向上します。
さらに、就職実績に関しても、企業は多様な才能を求めており、兵庫県立大学の学生が持つ広い視野や専門知識は高く評価される傾向にあります。
大学の知名度が上がることで、より多くの企業が積極的にリクルーティング活動を行うようになるでしょう。これらの動きは、卒業生のキャリア選択にもより多くの可能性をもたらすことになります。
兵庫県立大学のこれからの展開は、教育アクセスの改善、学術的な成果の向上、そして就職実績の拡大という三つの軸で、ますますその価値を高めていくことでしょう。
学生や教員、関係者が一丸となって取り組むことで、更なる飛躍が期待されます。
兵庫県立大学の入学式でした。
兵庫県は大学無償化や留学支援など『若者・Z世代応援パッケージ』を実施します。
未来を担う若者を応援するとともに、大学生や高校生が「なぜ県は○○を実施するのか?」と具体の政策に関心を抱き、社会に参画する“主権者”としての意識を高める契機としていきたいです。 pic.twitter.com/irvh3r6Kaw— 兵庫県知事 さいとう元彦 (@motohikosaitoH) April 5, 2024
- 兵庫県立大学の偏差値は50~57.5で中堅クラスの国公立大学である
- 文系では金沢大学や熊本大学と同等レベルである
- 理系は富山大学や山口大学と同じレベルである
- 岡山大学や東京都立大学とも偏差値が同じである
- 学費の無償化政策が導入され、より多くの学生がアクセス可能になる
- 無償化により経済的な負担が軽減され、学生層の質が向上する可能性がある
- 大手企業への就職実績があり、企業からの評価も高い
- 「関関同立」と比較すると、一流企業への就職率でやや見劣りする
- 公務員や大学院進学を目指す学生が多い
- 理系キャンパスは交通不便な地域に位置し、通学に不便を感じる学生も多い
- サークル活動が盛んで、学生生活が充実している
- 立地が不便でも、多様な学生活動が自己実現の場となっている
- 一部の学生からは「恥ずかしい」と感じる声もあるが、高学歴とされる
- 学費無償化で偏差値が爆上げされそう
- 教育アクセスの改善や学術的な成果向上が期待される