茨城大学は恥ずかしい？それともすごい？リアルな評価と実績

2024年6月20日

「茨城大学は恥ずかしいのか？それともすごいのか？」と疑問を抱く人も多いでしょう。

茨城大学は、偏差値や評判で議論されることが少なくありません。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか？

この記事では、茨城大学の実際の評価や実績について徹底的に解説します。

茨城大学の入試の難易度、卒業生の就職先、そして地元や全国での評価など、多角的な視点から茨城大学の真実に迫ります。

あなたの疑問を解消し、茨城大学の実力を再評価する手助けになるでしょう。

ポイント

茨城大学がFランクではなく、国立大学としての高い教育水準を持っていること。
茨城大学の偏差値が実質的に高く、地元のトップ高校出身者が多いこと。
茨城大学の学生が地元企業や公共機関での就職に成功している実績。
茨城大学の卒業生が社会で高く評価され、後悔する学生が少ないこと。

茨城大学だと恥ずかしい？

茨城大学は普通にFランではない

茨城大学はFランクの大学ではありません。

偏差値がつかないBFと表記される大学をFランク大学と言うからです。

そもそも、国立大学にFランクは存在しません。

国立大学の入試は、受験科目数が多く、その難易度は決して低くありません。

例えば、茨城大学の入試では、文系でも理系でも一般的に国語、数学、英語、理科、社会などの複数の科目が求められます。

これらの科目を全てこなすためには、広範な知識と対策が必要です。

実際の茨城大学の偏差値は42.5〜52.5です。

人文社会科学部の偏差値は47.5〜52.5、教育学部の偏差値は45.0〜47.5、理学部の偏差値は42.5〜52.5、工学部の偏差値は42.5〜47.5などとなっています。

国公立大学は科目が多いので私大と比べると＋5～＋10をするのが妥当だと言われています。

なので茨城大学の実質的な偏差値は52.5～62.5、もしくは47.5～57.5あたりとなります。

MARCHが合格して茨城大に進学するという場合も多いのでMARCHと同じくらいの難易度ではないかと思われます。

実際、茨城大学の出身高校を見ても、頭の良い、偏差値の高い高校出身者が多いことがわかります。

茨城大学には、地元の優秀な高校生たちが多く進学しています。

具体例として、茨城県内のトップクラスの高校から多くの合格者が出ています。

これは、茨城大学の学問的なレベルが高いことを示しています。

このように、茨城大学がFランクではないことは明白です。

受験科目数の多さと、出身高校のレベルを考えれば、茨城大学は高い学力を持つ学生が集まる大学であることがわかります。

参考：茨城大学の出身高校ランキング

かなりレベルが高いですね。全て見たい方はこちら。

順位	高校名	偏差値	国公私立	都道府県
1位	緑岡高等学校	67	公立	茨城県
2位	水戸第二高等学校	65	公立	茨城県
3位	水戸桜ノ牧高等学校	61	公立	茨城県
4位	土浦第二高等学校	66	公立	茨城県
4位	日立第一高等学校	64	公立	茨城県
6位	水城高等学校	50 – 68	私立	茨城県
6位	牛久栄進高等学校	62	公立	茨城県
8位	常総学院高等学校	47 – 67	私立	茨城県
9位	竹園高等学校	68	公立	茨城県
10位	土浦日本大学高等学校	49 – 66	私立	茨城県
11位	磐城高等学校	68	公立	福島県
12位	佐原高等学校	63	公立	千葉県
13位	土浦第一高等学校	72	公立	茨城県

偏差値が国立大学のランキングの下のほうで恥ずかしいと思う人もいる　

茨城大学は、偏差値が国立大学のランキングで下位に位置しているため、恥ずかしいと感じる人もいるかもしれません。

しかし、就職を考えれば、そのような感情を持つ必要はありません。

茨城大学の卒業生は、多くの官公庁や企業で活躍しています。

具体的には、茨城大学の就職率は非常に高く、卒業生は大企業や官公庁に就職しています。

例えば、茨城大学の工学部卒業生は、日立製作所やパナソニックなどの大手企業に多く就職しており、教育学部卒業生は、地元の学校や教育機関で教員として活躍しています。

また、茨城大学は地域社会との結びつきが強く、地元企業や自治体との連携を通じて、多くの就職支援プログラムを提供しています。

これにより、学生は実践的なスキルを身につけ、即戦力として評価されることが多いのです。

このように、茨城大学の偏差値が低いからといって恥ずかしがる必要はありません。

実際の就職実績を見れば、茨城大学の卒業生が社会で高く評価されていることがわかります。

したがって、茨城大学は優れたキャリアを築くための一流の学びの場と言えるでしょう。

学歴フィルターは一部を除いてあまり関係ない

茨城大学は、学歴フィルターがあまり関係ない大学です。多くの卒業生が公務員や教員として活躍しています。

特に教育学部では、地元の学校や教育機関で多くの卒業生が教員として採用されています。また、公務員試験の合格率も高く、自治体や国家機関での活躍が期待されています。

さらに、茨城大学の卒業生は有名企業にも多く就職しています。

理系の学生は特に、日立製作所などの大手企業に多く就職しています。

茨城大学の工学部は日立市に近いため、産業界との連携が強く、実践的な教育が行われています。

このため、工学部の卒業生は高い技術力と実務能力を持ち、企業から高く評価されています。

ただし、文系で大企業に就職したい場合は、東京の私立大学に進学する方が有利なこともあります。

東京の早慶やMARCHなどの私大は企業とのつながりが強く、就職活動において有利な情報やネットワークが豊富です。

そのため、文系の学生が大企業を目指す場合は、東京の私大を選ぶことも一つの選択肢となります。

一方、理系の学生は大学院に進学する人が多くいます。

具体的なデータを見ると工学部は72%が大学院へ進学し、理学部は50％がが大学院へ進学、農学部は31%が大学院へ進学します。

茨城大学の大学院だけでなく、旧帝大など他大学の大学院に進学する学生も多く、高度な専門知識を身につけることで、さらにキャリアの幅を広げています。

就職先

東日本旅客鉄道株式会社、リコージャパン株式会社、株式会社常陽銀行、みずほ証券株式会社、株式会社りそな銀行、株式会社千葉銀行、株式会社筑波銀行、三井住友カード株式会社、水戸証券株式会社、大和証券株式会社、スズキ株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井住友海上株式会社、エン・ジャパン株式会社、日本電気株式会社

(株)日立製作所, (株)日立ハイテク, (株)日立産業制御ソリューションズ, (株)日立システムズ, 日立ソリューションズ(株), 日立オートモティブシステムズ(株), キヤノン(株), 富士通(株), (株)東芝, パナソニック(株), セイコーエプソン(株), ソフトバンク(株), ヤフー(株), ドコモ・システムズ(株), 凸版印刷(株), (株)野村総合研究所, ファナック(株), 東日本旅客鉄道(株), 東海旅客鉄道(株), スズキ(株), 本田技研工業(株), (株)日産オートモーティブテクノロジー, (株)デンソー, (株)NTTデータアイ, (株)OKIソフトウェア, (株)アドバンテスト, (株)アルプス技研, (株)ドワンゴ, (株)ナビタイムジャパン, 富士ソフト(株), (株)ミクシィ, (株)ラック, NECネッツエスアイ(株), NTTアドバンステクノロジ(株), アドソル日進(株), サイオステクノロジー(株), ソニーLSIデザイン(株), マイナビ(株), 三菱スペース・ソフトウエア(株), 東京海上日動システムズ(株), 日本プロセス(株), 茨城計算センター, ほか