品川女子学院は、東京都内で名門女子校として知られています。
かわいい制服や昔のイメージからお嬢様学校と思われがちですが、今も「お嬢様学校」と言えるのでしょうか?
この記事では、品川女子学院の学費、教育内容、進学実績などを詳しく解説し、その実態に迫ります。
学業だけでなく、豊かな学校生活を提供する品川女子学院の魅力を探ってみましょう。
ポイント
- 品川女子学院は高偏差値の難関校であること
- 年間学費は他の超有名私立校に比べて抑えられていること
- 修学旅行や独自の教育プログラムが充実していること
- いじめが少なく、協調性を重んじる教育環境であること
品川女子学院の偏差値:それなりの難関
品川女子学院の偏差値は、東京都内の私立女子校の中でも比較的高い水準にあります。
具体的には、首都圏模試センターの偏差値で62~67とされています。
これは、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)の附属校よりもほんの少し低い程度ですが、それなりの難関校と言えます。
MARCHの附属校は全国的に高い人気を誇り、偏差値も高めに設定されています。
品川女子学院はそれに次ぐ位置づけであり、特に都内の中学受験を控える女子生徒にとっては魅力的な選択肢となっています。
品川女子学院は中高一貫教育を提供しており、独自の教育カリキュラムや豊富な学外活動が特徴です。
このため、志望する生徒や保護者の間で高い評価を受けています。
また、品川女子学院は大学進学実績も堅調で、早慶上智、東京理科大学など難関私立大学への進学者も多数います。
特に、推薦入試や総合型選抜を活用して合格する生徒が多い点が特徴です。
このように、偏差値の高さと進学実績から見ても、品川女子学院は高い学力を求められる学校であることがわかります。
一方で、偏差値だけが学校選びの全てではありません。
品川女子学院は、豊かな学校生活と充実したサポート体制を提供しており、生徒の多様な成長を支援しています。
これにより、生徒一人ひとりが自分の夢や目標を実現できる環境が整っています。
品川女子学院の学費は高いか?
品川女子学院の学費は、他の私立女子校と比較すると、決して安いわけではありません。
しかし、学費が高いと超有名な学校に比べると、意外にもそこまで高くないという特徴があります。
年間の学費は約88万円です。
この金額には授業料、施設維持費、施設設備資金、PTA会費、後援会費、生徒会費、副教材等予納金が含まれています。
また、入学時には別途25万円の入学金が必要となります。
これらの費用は確かに安くはありませんが、他の有名私立校と比べると相対的に抑えられた金額です。
例えば、都内の有名私立である慶應義塾や玉川学園や成城学園などの学費と比較すると、品川女子学院の学費はかなり低めに設定されています。
ただ、女子学院や桜蔭などに比べると少し高めと言えます。
平均よりもやや高い程度でお嬢様学校として圧倒的に高いというわけではありません。
品川女子学院の教育内容や施設、サポート体制を考慮すると、学費に対する満足度は高いと言えます。
学校側は、生徒一人ひとりの成長を重視し、多様なプログラムやサポートを提供しています。
これにより、生徒は充実した学校生活を送りながら、将来に向けた確かな学びを得ることができます。
お金持ちのお嬢様が多い?
品川女子学院は東京都品川区に位置しており、このエリアは一般的に高収入世帯が多い地域として知られています。
そのため、学校に通う生徒の家庭も比較的高い収入を持つ場合が多いと言えます。
品川女子学院の修学旅行はニュージーランドですが、1週間コースと3週間コースがありますが、
9割が3週間コースを選択するそうです。
3週間コースだと50万円かかります。
為替のレートにも左右されると思いますが、
このくらいはポンと払える家庭が多いでしょう。
ただし、品川女子学院の生徒の家庭は、他の私立学校と比べても特別に裕福な家庭が多いというわけではありません。
実際には、様々な経済状況の家庭が存在しており、平均的な東京都心の私立学校の生徒と変わらない構成となっています。
ものすごいお金持ちがゴロゴロといらっしゃるわけではありません。
品川女子学院ではいじめは少ない
品川女子学院では、いじめの発生率が低いことが特徴です。
これは、学力レベルが一定以上の学校において、いじめが少ない傾向が見られることと一致しています。
高い学力を持つ生徒たちは、自主性や他者との協調性を重んじる教育環境の中で育まれるため、いじめ行為が起きにくい環境が自然に形成されています。
品川女子学院では、教育目標として「能動的に人生を作る日本女性の教養を高める」ことを掲げており、これが生徒たちの意識にも大きな影響を与えています。
生徒たちは、自分の学びや成長に集中し、お互いを尊重する文化が根付いています。
また、学校側も定期的なカウンセリングや面談を実施し、生徒の心のケアに努めています。
さらに、学校行事やクラブ活動を通じて、生徒同士の絆を深める機会が多く設けられています。
これにより、生徒たちは互いの個性や違いを理解し、認め合うことができる環境が整っています。
このような取り組みが、いじめの発生を未然に防ぐ効果を上げています。
ただし、いじめが全くないわけではなく、どの学校でも程度の差はあります。
品川女子学院でも、小さないざこざや意見の対立は時折見られますが、大きな問題に発展することは少ないです。
学校としても、これらの小さな問題に対して迅速に対応し、解決に導く姿勢を持っています。
総じて、品川女子学院では高い学力レベルと相まって、いじめが少ない環境が維持されています。
教育とサポートの充実により、生徒たちが安心して学び、成長できる場を提供しています。
進学実績:東大などの国公立や早慶上理などに合格
品川女子学院の進学実績は非常に優れています。
東大をはじめとする国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関私立大学への合格者が毎年多数います。
東大1名、早慶上理46名、GMARCH112名、海外大学3名、医学部3名となっています。
このような実績は、生徒たちの努力と学校の教育環境の賜物です。
品川女子学院では、大学進学だけでなく、社会で活躍できる女性の育成に力を入れています。
特に注目すべきは「28プロジェクト」という独自の教育プログラムです。
このプロジェクトは、18歳での大学進学だけでなく、28歳になったときにどのように社会で活躍するかを視野に入れた教育を行っています。
具体的には、企業とのコラボレーションや起業体験、実社会でのプロジェクト参加など、実践的な学びの場を提供しています。
また、英語教育にも力を入れており、TOEICのスコアを活用した進学指導や留学プログラムを充実させています。
これにより、生徒たちは国際的な視野を持ち、グローバルに活躍できる力を身につけています。
まとめると、品川女子学院の進学実績は非常に優れており、東大や早慶上理といった難関大学への合格者を多数輩出しています。
しかし、それだけでなく、社会で活躍できる女性を育成するための実践的な教育にも力を入れている点が、この学校の特筆すべき特徴です。
中高生や大学生向けの起業体験プログラム。品川女子学院での模様をコラム化しました。
村口 和孝社長率いるNTVPの開発したもので、学びの効果は高かったです。http://t.co/8Q3x4oTfRI http://t.co/yr2UoAXjmW
— 保田 隆明(ホウダ タカアキ) (@thoda) July 4, 2014
娘は、楽しく学校に行っています。
小学校までは、何になりたいか漠然としていましたが、活躍されている女性の話に(卒業生だったり、女性の先生だったり、企業の方だったり)触れることがあり、その姿がかっこよく映り、将来の目標が立つようになりました。
他の学校の方に話を聞いても、1年生からそんなことさせてくれるの?といわれることもあります。
ただ、心配性の保護者なら、少し心臓に悪いかも・・・。
ちなみに、1年生の希望者は今、 YAHOO!のトピックスの作り方 をYAHOOの方に教えて頂いています。とっても楽しいようです。
毎年毎年どんなことがあるかもわかりませんが、びっくり箱をあけるようなわくわく感があります。(親も子も) ヤフー知恵袋より
品女にかよっています(中等部在住です)
そうですね
とてもたのしいです
コラボ企画とか、他の学校ではできないこともさせていただいています
また、勉強面でも、先生方の教え方のよさ、放課後の補習、発展講習また、
長期休みの時の講習など、品女=派手ということをいう方もいらっしゃるそうですが結構まじめです
部活も、ほぼ全員入っているのでみんな活発で明るいイメージはそこからかとおもいます
(バトン部、吹奏楽部はオープンキャンパスで、科学部、生物部は文化祭(9月)でおススメです)
出身有名人にタレント、アイドルが多数
品川女子学院は、多くの有名人を輩出している学校としても知られています。
特にタレントやアイドルとして活躍している卒業生が多く、芸能界での存在感が際立っています。
広末涼子さんや八木沼純子、桜田淳子、大石恵さんなど、名だたる芸能人がこの学校の卒業生です。
昔のほうがお嬢様学校的な感じは強かったかもしれませんね。
しかし、学校としては芸能活動を特に推奨しているわけではありません。
品川女子学院の基本的な教育方針は、学業を優先し、将来の社会人としての基礎をしっかりと築くことにあります。
そのため、芸能活動を行う生徒については、学業との両立が求められます。
学校は芸能活動に対して理解を示しつつも、教育目標の達成を重視しています。