岐阜大学と調べると｢恥ずかしい｣などと出てくるのですが、そんなにレベルが低いんですか？
私は岐阜大学の応用生物科学部共同獣医学科に行きたくて調べています。ヤフー知恵袋より
岐阜大学は日本のちょうど真ん中にある実力派大学です。
知名度が低く影が薄い側面があるかもしれません。
人によっては恥ずかしいと思うこともあるかもしれません。
東工大や名古屋工業大学などでも「Fランクなの？」と聞かれたりしますので。
国公立大学は放っておいても優秀な学生が入学するので、
私大みたいに広報活動をしないのですね。
なので、そんな勘違いが全国で多発しています。
そこで、この記事では岐阜大学の魅力や弱点や評判などを徹底解説しています。
進路選択の一助になれば幸いです。
ポイント
・岐阜大学のそれぞれの学部の偏差値やレベルなど
・岐阜大学の評判や口コミなど
・岐阜大学の就職など。学歴フィルターにはかかる？
岐阜大学だと恥ずかしいの？
岐阜大学のそれぞれの学部のレベル・偏差値
岐阜大学には教育学部、地域科学部、医学部、工学部、応用生物科学部、社会システム学環があります。
それぞれの偏差値を見てみましょう。
教育学部の偏差値は、45～52.5です。
この学部は教員養成に力を入れており、教員志望の学生にとっては魅力的な選択肢です。
教育学部のカリキュラムは充実しており、実践的な教育を受けることができます。
岐阜大学は明治6年の岐阜師範学校が源流であり、教育学部は最も伝統がある学部ですね。
地域科学部の偏差値は52.5です。
この学部は地域社会の課題を解決するための知識と技術を学ぶことができ、地域振興に貢献する人材を育成します。
幅広い分野の講義が提供されており、総合的な学びが特徴です。
文系的な学部ですね。
医学部は岐阜大学の中でも特に高い偏差値を誇り、医学科が65です。
看護科は50ですが国立大学で偏差値50というのはなかなか難関ですね。
医学科は医師を目指す学生にとって、非常に人気が高く、厳しい入試を突破する必要があります。
高い専門性を持つ教授陣と充実した設備が揃っており、質の高い医学教育が行われています。
工学部の偏差値は約50～55です。
工学部では機械工学、電気電子工学、土木工学などの多様な分野を学ぶことができます。
実験や実習が豊富にあり、理論と実践をバランスよく学ぶことができる点が魅力です。
応用生物科学部の偏差値は52.5です。
共同獣医学科は偏差値62.5です。
この学部は生物科学や環境科学に関する教育と研究を行い、環境保全や食糧問題など、現代の重要課題に対応できる人材を育成します。
農学部も古くからある伝統学部で名門ですね。
なので、活躍しているOBがたくさんいます。
社会経営学環は偏差値57.5です。
学部ではなく学環という名前なんですね。ほぼ経営学部です。
各学部の偏差値は一つの目安に過ぎませんが、岐阜大学は地域社会に貢献する多様な分野の教育を提供しており、学生はそれぞれの興味や関心に応じて、充実した学びの機会を得ることができます。
ちなみに岐阜大学は国立大学ですが、私立大学と難易度を比較する場合は、偏差値を＋５～10すると私立大学と比較できると言われています。
国立大学は科目数が多いこととある程度は優秀な人でないと受験しないために、
偏差値が低めに出がちだからです。
岐阜大学正門
岐阜大学の就職が悪いことは無い‼
岐阜大学の就職状況は、総じて良好です。
特に理系学部の学生は多くが大学院に進学し、そこでの専門的な学びを経て大企業へと就職します。
例えば、工学部や応用生物科学部の学生は、多くが岐阜大学以外の大学院にも進学し、そこでの研究成果をもとに就職先を決定しています。
理系の就職先は、トヨタ自動車や日立製作所などの大手企業が多く、卒業生は高い評価を受けています。
文系の学生についても、岐阜大学は公務員や教員を目指す学生が多いです。
教育学部の学生は教員採用試験の合格率が高く、多くの卒業生が地元の小中学校で教壇に立っています。
また、地域科学部の学生は地方自治体の公務員として働くことが多く、地元の優良企業への就職も多く見られます。
例えば、地元銀行や地方新聞社、地方企業での就職が一般的です。
さらに、医学部の学生は言うまでもなく高い就職率を誇ります。
医学部を卒業した学生は医師国家試験や看護師の国家試験に合格後、岐阜県内外の病院で働くケースが多いです。
医師や看護師という職業は安定性が高く、地域医療に貢献することが期待されています。
岐阜大学は、学生一人ひとりのキャリア支援に力を入れており、就職活動をサポートするプログラムや企業との連携を強化しています。
そのため、学生は自身の希望するキャリアパスに向けて充実した支援を受けることができるのです。
参考：主な就職先
NTTドコモ、オリエンタルランド、JR東海、イビデン、ソフトバンク、東京海上日動火災保険、日本生命、日産自動車、十六銀行、愛知銀行、大垣共立銀行、愛知信用金庫、中部電力、岐阜県庁、愛知県庁、三重県庁、岐阜市役所、名古屋市役所、厚生労働省、国土交通省、財務省、総務省、学校教員、各病院など
全て見たい方はこちら。
岐阜大学は学歴フィルターに合う？
岐阜大学の学生が就職活動を行う際、東海エリアにおいて学歴フィルターが問題になることはほとんどありません。
東海エリアはトヨタ自動車をはじめとする日本有数の産業地帯であり、製造業や関連産業が集中しています。
この地域では地元の大学である岐阜大学の卒業生に対する評価が高く、企業からの信頼も厚いです。
岐阜大学は地域社会との結びつきが強く、多くの企業が大学との連携を重視しています。
そのため、地元企業は岐阜大学の学生を積極的に採用し、地域の発展に貢献することを期待しています。
例えば、トヨタ自動車やデンソーなどの大手企業だけでなく、中小企業や地元の優良企業も岐阜大学の卒業生を歓迎しています。
また、東海エリアには製造業だけでなく、IT企業やサービス業、医療機関など多様な業種が存在します。
これにより、岐阜大学の学生は自分の専門分野や興味に合った職種を見つけやすくなっています。
さらに、岐阜大学は実践的な教育を重視しており、企業が求める即戦力となる人材を育成しているため、企業からの評価も高いのです。
このように、東海エリアでの就職活動において岐阜大学の学歴フィルターはほとんど問題になりません。
地域との強い結びつきと多様な産業が集まる環境が、岐阜大学の学生にとって大きなメリットとなっています。
ただし、文系の学生で東京で就職したい場合は東京の大学の学生に比べて不利になる可能性が高いです。
東京で就活を考えている場合はMARCHなどの大学に進学した方が良いと思います。
岐阜大学の評判
岐阜大学の評判は、多くの面で高評価を得ています。
まず、地域社会との結びつきが強いことが大きな特徴です。
岐阜大学は地元企業や自治体と連携し、実践的な教育を提供しており、その結果、地域に貢献できる人材を多数輩出しています。
この点が地域住民や企業から高く評価されている理由の一つです。
また、岐阜大学は研究活動にも力を入れており、多くの研究成果が国内外で評価されています。
特に工学部や応用生物科学部、医学部などでは、最先端の研究が行われており、その成果が企業や医療機関に活かされています。
これにより、研究機関や企業からの信頼も厚く、学術的な評価も高いです。
学生生活においても、岐阜大学は充実した環境を提供しています。
キャンパス内には多くのクラブやサークルがあり、学生は学業だけでなく、多様な活動を通じて豊かな人間関係を築くことができます。
さらに、学生支援センターやキャリア支援センターが充実しており、就職活動や学業のサポートが手厚い点も評判の良さにつながっています。
一方で、立地に関しては不便さを感じる学生もいます。
岐阜大学は岐阜市の中心部から少し離れた場所にあり、通学に時間がかかる場合があります。
しかし、その分自然豊かな環境で学ぶことができ、静かな学習環境を好む学生には適していると言えます。
総じて、岐阜大学の評判は非常に良好です。
地域社会への貢献、研究の充実、学生生活のサポートなど、多くの面で高く評価されており、安心して学び、成長できる環境が整っています。
岐阜大学は恥ずかしいことは普通に無い‼
岐阜大学は全国的な知名度は高くないかもしれませんが、それは決して恥ずかしいことではありません。
岐阜大学は難関国立大学であり、その実力は非常に高いです。
特に理系学部においては、他大学の旧帝大などの大学院に進学する学生も多く、最終学歴がこれらの大学になることが一般的です。
岐阜大学の一部の学部は比較的新しく、そのため知名度が低いかもしれません。
しかし、実際にはこれらの学部でも高度な教育と研究が行われており、卒業生は多方面で活躍しています。
例えば、工学部や応用生物科学部などでは、最新の技術や知識を学ぶことができ、多くの学生が企業や研究機関で評価されています。
また、岐阜大学の理系学部の学生は、進学先として旧帝大や有名私立大学の大学院を選ぶことが多いです。
これにより、さらに専門的な知識や技術を身につけ、社会での活躍の場を広げています。
最終学歴がこれらの名門大学であるため、岐阜大学で学ぶことは大きなメリットとなります。
このように、岐阜大学は小規模で知名度が低い部分があるものの、その実力は非常に高く、他大学の大学院に進学することでさらに評価が高まります。
岐阜大学で学ぶことは、将来のキャリアにおいて大きなプラスとなるのです。
まとめ：岐阜大学は普通にすごいし、恥ずかしい大学ではない
岐阜大学は、知名度が高くないことや小規模であることから、一部で過小評価されることがあります。
しかし、実際には多くの面で非常に優れた大学です。
地域社会との強い連携、充実した研究活動、そして学生生活の支援体制など、多くの魅力があります。
岐阜大学の各学部は、それぞれの分野で高度な教育を提供しており、学生たちは実践的な知識とスキルを身につけています。
特に理系学部では、他大学の有名な大学院に進学する学生も多く、その実力は折り紙付きです。
また、大学全体としても、多くの研究成果を国内外で発表しており、その学術的な評価は非常に高いです。
さらに、学生生活においても岐阜大学は魅力的な環境を提供しています。
キャンパス内のクラブやサークル活動は活発で、多くの学生が豊かな人間関係を築いています。
大学の支援体制も整っており、学生たちは安心して学び、成長することができます。
このように考えると、岐阜大学は「普通にすごい」大学です。
地域社会に貢献し、多くの優れた人材を輩出している岐阜大学は、将来のキャリアにおいて大きなプラスとなる環境を提供しています。
岐阜大学で学ぶことは、学生にとって非常に有益であり、その実力と魅力をぜひ知っていただきたいです。
「恥ずかしい」と思うのはより高みを目指す向上心のあらわれだと思います。
素晴らしいことです。
最後にまとめますね。
岐阜大学は「恥ずかしい」大学ではない！
- 地域社会に貢献する大学：地元企業や自治体と連携し、実践的な教育を提供
- 充実した研究活動：国内外で評価される研究成果、最先端の研究
- 学生生活の充実：活発なクラブ活動、充実した支援体制
- 高い就職率：理系は大学院進学・大手企業就職、文系は公務員・教員・地元企業就職、医学部は医師国家試験・看護師国家試験合格後病院就職
- 高い専門性：高度な知識と技術を持つ教授陣、充実した設備
- 全国区の実力：理系は他大学有名大学院進学、大学全体は国内外で発表される研究成果
- 将来のキャリアアップ：地域社会貢献、多くの優れた人材輩出
- 学生にとって有益：安心して学び、成長できる環境
- 知名度が上がっていないだけで実力はある：小規模で一部知名度低い学部もあるが、高度な教育と研究
- 大学院進学でさらに評価アップ：理系は他大学有名大学院進学で最終学歴が名門大学に
- 岐阜で活躍する人材：地元企業や自治体で活躍する卒業生多数
- 東海エリアで有利：東海エリア就職では学歴フィルター問題なし
- 実践的な教育：企業が求める即戦力育成
- 多様な産業が集まる地域：自分の専門分野に合った職種を見つけやすい
- 豊かな人間関係：活発なクラブ活動で多くの学生が交流
