スポーツ科学版の世界大学ランキングからキャリアを考える

2024年3月4日2024年3月5日

スポーツ科学の分野に興味を持つ方々にとって、世界のトップ大学を知ることは夢の実現への第一歩となります。

この記事では、スポーツ科学分野で世界中から選りすぐりの大学を紹介していきます。

スポーツ科学とスポーツマネジメントの違いから、それぞれの分野で著名な大学の特色、日本の大学ランキングに至るまで、幅広い情報を提供します。

自分のキャリア目標に合わせた大学選びの参考にしていただきたいと思います。

さらに、オープンキャンパスの活用法やスポーツ科学分野の最新トレンドにも触れ、スポーツ科学を学ぶ上でのメリットや将来性についても考察します。

自分に合った大学を見つけ、スポーツ科学の道を究めるための一助となれば幸いです。

ポイント

・スポーツ科学には想像以上に多様な分野がある

・海外の大学ランキング（スポーツ科学系）

・日本での大学ランキング（スポーツ科学系）

・大学院も検討すべき

スポーツ科学学術院、西武ライオンズとの共同研究を開始

「野球観戦が高齢者の健康に与える効果」を検証https://t.co/dGphvQI9Xl #waseda 早稲田大学 pic.twitter.com/dD6eG5MmEn

— 早稲田大学 Waseda University (@waseda_univ) March 15, 2016

スポーツ科学を世界大学ランキング上位で学ぶ

スポーツ科学の分野は、アスリートのパフォーマンス向上から健康増進まで、幅広い領域をカバーしています。

この領域でのキャリアを目指すには、世界中の優れた大学で学ぶことが大きなステップとなり得ます。

ここでは、スポーツ科学で名高い大学のランキングを世界規模で見ていきますが、選択する際には自分のキャリア目標や専門分野を考慮することが重要です。

毎回のトレーニングで前十字靭帯損傷の予防が課題となる女子サッカー。

メディカルをベースとした予防的視点にスポーツ科学に則った強化の視点をどの様に組み合わせて戦略的に実施するか。

小さいコトの積み重ねがシーズン通してみた時に、大きな差となって結果に現れる。 pic.twitter.com/shBqgdN72n

— Yuki Shigemu (@YShigemu) July 16, 2023

キャリアプラン：スポーツ科学かスポーツマネジメントか？

スポーツ科学とスポーツマネジメントは、似て非なる分野です。

スポーツ科学は、運動生理学、バイオメカニクス、心理学などの科学的アプローチを通じて、スポーツパフォーマンスの最適化を目指します。

各種コーチやトレーナーなどになるイメージですね。

一方でスポーツマネジメントは、スポーツイベントの企画運営やチーム管理、マーケティングなど、スポーツ産業のビジネス面を扱います。

自分がどのようなキャリアを目指しているかによって、学ぶべき分野が異なってくるので、この点を明確にすることが大切です。

大学によってはどちらも学べますので調べてみてください。

「現代サッカーにおいて役割の変化した GK の新たな育成方法」https://t.co/5T50wUbook

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科
スポーツ科学専攻トップスポーツマネジメントコース

川口能活

誰が書いたのかなと思ったら、著者名みてびっくり

— とめ＠はんなりサッカー (@tome_beta) November 22, 2023

スポーツサイエンスの海外大学ランキング

海外の大学では、スポーツ科学のプログラムが非常に充実しています。

特に、米国、オーストラリア、イギリスはスポーツ科学研究で世界をリードしており、最新の研究設備と充実したカリキュラムを提供しています。

これらの国の大学では、実践的なトレーニングと研究の機会が豊富にあり、国際的なネットワークを築くことも可能です。

世界大学ランキングのスポーツ科学部門はこちらから引用しています。

国	大学名
イギリス	Loughborough University
オーストラリア	The University of Queensland
オーストラリア	Brisbane City, Australia
カナダ	University of British Columbia
オーストラリア	The University of Sydney
カナダ	University of Toronto
イギリス	University of Birmingham
オーストラリア	Deakin University
イギリス	University of Bath
イギリス	Liverpool John Moores University
アメリカ	University of Michigan-Ann Arbor

大学でスポーツマネジメントを学ぶ

スポーツマネジメントを学ぶための大学は、世界中にありますが、プログラムの内容や特色は大学によって大きく異なります。

優れたスポーツマネジメントプログラムを提供する大学では、スポーツイベントの企画運営、スポーツ組織の管理、マーケティング、財務管理など、実践的なスキルを身につけることができます。

また、インターンシップや産業界との連携プログラムを通じて、実際のビジネスシーンでの経験を積むことも重要です。

📣トビタテ生の活躍

大学5期生としてスポーツ科学の研究留学をし、現在はスポーツ科学者として筑波大学で教鞭をとる松尾博一さんが、

テレビ朝日『モーニングショー』に出演し、スポーツ選手の海外留学について解説しました！松尾さんが同大学で改革している体育スポーツ局は⬇️https://t.co/jbIhcIardL pic.twitter.com/mwh02duhXS

— トビタテ！留学JAPAN (@ryugakujapan) March 2, 2024

スポーツ科学における日本での大学ランキング

日本国内でも、スポーツ科学やスポーツマネジメントを専門とする大学や学部が増えてきています。

特に、早稲田大学や日本体育大学などは、スポーツ科学分野で高い評価を受けています。

これらの大学では、スポーツ医科学、スポーツ栄養学、運動心理学、スポーツ経営学、スポーツ社会学など、多岐にわたる分野での研究が行われており、学生は最先端の知識と技術を学ぶことができます。

また、これらの大学はアスリートのサポート体制も整っており、理論だけでなく実践的な学びの場も提供しています。

大学名	学部・学科	偏差値
早稲田大学	スポーツ科学部	61
法政大学	スポーツ健康学部	60
立教大学	コミュニティ福祉学部　スポーツウエルネス	58
関西大学	人間健康学部　人間健康	58
同志社大学	スポーツ健康科学部	58
順天堂大学	スポーツ健康科学部	56
中京大学	スポーツ科学部	55
立命館大学	スポーツ健康科学部	55
大東文化大学	スポーツ健康学部	53
東海大学	体育学部	53

スポーツ科学の分野で筑波大学は世界ランキング25位だそうな！

Auckland uni🇳🇿は28位、私が行ってたQueensland uni🇦🇺はなんと3位だよー！すごいところにいたんだなあ…。

大御所だと思ってたOhio🇺🇸は意外と27位でした。 pic.twitter.com/NoKt7o9XwS

— mikiko🇳🇿NZのトレーナー (@mikikofit) March 4, 2018

早稲田大学スポーツ科学部

早稲田大学のスポーツ科学部は、スポーツ科学分野でのリーダー的存在です。

最先端の研究と実践的な教育が組み合わさっており、学生には多様な学びの機会が提供されます。

ここでは、体育学、スポーツ情報学、スポーツマネジメントなど、多岐にわたる専攻が設けられています。

早稲田大学は、学術的な研究だけでなく、社会におけるスポーツの価値を高めるための活動も積極的に行っており、学生は社会貢献の視点からスポーツ科学を学ぶことができます。

Jリーガーと大学院生の二刀流。#長澤和輝の研究成果が海外移籍の指南書に?[練習レポート]https://t.co/hNlF6dRHDZ

先日、早稲田大学スポーツ科学学術院への合格が決まり、晴れて大学院生となる長澤和輝が練習後、会見を開いた。#urawareds #浦和レッズ pic.twitter.com/kdW6aZM03H

— レッズプレス!! (@REDSPRESS) October 30, 2018

スポーツ科学を海外の大学院で学ぶ

スポーツ科学やスポーツマネジメントを更に深く学びたい場合、海外の大学院での学びがおすすめです。

特に、オーストラリアやイギリス、アメリカの大学院では、スポーツ科学の最先端の研究が行われており、世界中から優秀な学生が集まっています。

大学院レベルでの学びは、専門的な研究に加えて、独立した研究プロジェクトの遂行能力も求められるため、将来的にスポーツ科学の分野でリーダーとなるための貴重な経験を積むことができます。

今アメリカの野球は動作解析ブーム。MLBや大学チームからの需要に見合うバイオメカニストが不足している。

動作解析に興味がある学生がいるなら、今すぐにでもアメリカの大学に来て最先端のスポーツ科学を学んだほうがいい。

アスリートだけでなくサポートスタッフも海外挑戦するべき時代だと思う。

— 桜井　基生 / Motoki Sakurai (@motoki_33) July 19, 2023

オープンキャンパス：まずは日本で聞いてみる

スポーツ科学を学びたいと考えているなら、まずは国内の大学のオープンキャンパスに参加してみることをおすすめします。

オープンキャンパスでは、各大学の学部やカリキュラムの紹介に加えて、在学生や教員と直接話すことができるため、自分に合った学びの場を見つける手助けになります。

また、キャンパスの雰囲気や施設も実際に見ることができるため、より具体的なイメージを持つことが可能です。

飛行機の中で読んだこれ、とても勉強になった。

特に、トレーニング史についてのところが非常に面白い。

トレーニング理論がスポーツ科学の発展とサッカーのモダン化によってどう進化したきたかが、とても分かりやすくまとめられていた…。 pic.twitter.com/qNeoqEq3jK

— 林舞輝 (@Hayashi_BFC) September 13, 2019

まとめ：スポーツ科学分野における世界大学ランキング

スポーツ科学は、健康増進からアスリートのパフォーマンス向上まで、多岐にわたる分野での知識と技術が求められる学問です。

世界中には優れたスポーツ科学プログラムを提供する大学が数多くありますが、自分の将来のキャリアや専門分野に合った大学を選ぶことが重要です。

オープンキャンパスへの参加や、海外の大学院での学びを検討することも、理想のキャリアを築くための一歩となるでしょう。

スポーツ科学の分野で学び、将来に向けてステップアップしていくためには、幅広い視野と柔軟な思考が必要となります。

それぞれの大学が提供するカリキュラムや研究プロジェクト、インターンシップの機会を比較検討し、自分自身のキャリア目標に最も適したプログラムを選択することが肝心です。

スポーツ科学の分野では、単に理論を学ぶだけでなく、それを実践に移し、実際のスポーツ現場や健康促進の場で活かす能力が求められます。

そのため、実践的な経験を積むことができる大学を選ぶことも重要なポイントです。

また、国際的な視野を持ち、異文化の中で学び、研究する経験は、将来的にスポーツ科学の分野で活躍する上で非常に価値のあるものとなります。

さらに、スポーツ科学の分野で成功を収めるためには、継続的な学びと自己成長が必要です。

技術や知識の進歩は日進月歩であり、最新の研究成果や技術を常に追いかけ、自らの知識と技術をアップデートしていく必要があります。

そのため、学んだことを社会に還元し、実社会での問題解決に貢献できるよう、自己啓発の姿勢を持つことが大切です。

最終的に、スポーツ科学の学びを通じて、健康な社会の実現に貢献し、人々の生活の質の向上に寄与することができるプロフェッショナルを目指すことが重要です。

このような高い目標を持って、国内外の大学で学び、研究し、さまざまな経験を積むことが、スポーツ科学の分野で成功するための鍵となるでしょう。

統計でＰＣ上に作り出した肩に負担が少ない投球動作

スポーツ科学はグレーです！#野球 #サイバーベースボール #cyberbaseball https://t.co/GBy5sSGZzu pic.twitter.com/HQY8lx4RWm

— スポ.ラボ (@Spo_Lab) July 6, 2018